共感工房 “兵器の実験場になりました”

◆ まぁ、そんなところだと思います。

~~< 以下 引用 >~~   ■ ウクライナを「兵器の実験場」に 北朝鮮、ロシアと軍事協力強化 ⇒ https://x.gd/kydnD ■

 間もなく開始から2年を迎えるロシアのウクライナ侵攻で、北朝鮮はロシアに短距離弾道ミサイルや大量の砲弾を提供し、ウクライナを「兵器の実験場」としているもようだ。

 ロイター通信によると、ウクライナ当局も、ロシア軍が昨年末から今月7日までに、KN23やKN24系列の北朝鮮製ミサイルを少なくとも24発発射したと発表している。

 実戦での検証はミサイルの性能向上につながる可能性がある。韓国政府系シンクタンク統一研究院の洪※(※王ヘンに民)先任研究委員は「北朝鮮の実益はとても大きい。ウクライナを兵器の重要な実験場として、その結果を活用できる」と指摘する。

 武器供与と引き換えのロシアからの軍事技術支援も「大きな実益」だ。北朝鮮が昨年、軍事偵察衛星の打ち上げに成功した陰にもロシアの支援があったとされる。北朝鮮の海軍や空軍は装備の老朽化が進み、韓国に劣る。洪氏は北朝鮮が軍の現代化への支援を期待しているとみる。


◆ ロシアーウクライナ戦争が続くのを喜んでいるのは、アメリカと北朝鮮くらいだと思います。

 もしかしたら、ドローン開発で実績をあげているイランも喜んでいる国かも?

 兵器の開発に力を入れている人たちにとっては、実戦でのテストが不可欠。北朝鮮は、そんなテストを日本海でやってはいますが、実戦でテストするのは不可能でした。[ #兵器の実験場 ]

 実際の戦場では何が起きるかわからない。つまり、実戦で使ってみないと兵器の本当の性能もわからない。北朝鮮にとっては、ロシアーウクライナ戦争は降ってわいた好機。[ #北朝鮮の好機 ]

 兵器は、少しずつでも使っていかないと、使わないままに旧式になってしまう。兵器を更新するには、少しずつでも使っていくことも大切なのです。


◆ アメリカは世界各地で戦争しているから、そんな“実戦での兵器の実験場”に不自由はしない。

 でも、アメリカほどの国際的影響力のない国は、そんなに自由に戦争はできません。

 私は、アメリカが必要以上にウクライナに武器支援するのも不自然だと思っています。ウクライナに共感するバイデン大統領のことばも、額面通りには受け取れません

 単純に兵器の実験場というわけでもなく、アメリカには、“自国の産業振興”という側面もありそうです。アメリカは、世界一の兵器輸出国なのです。[ #自国の産業振興 ]


◆ 蛇足になりますが、私の好きな大統領のひとりのブッシュ氏はテキサス出身でした。

 ブッシュ氏は、基本的に戦争好きだったはずだと思います。

 テキサスは、先端技術産業のほか、航空宇宙産業や防衛産業が集積する“サンベルト”の一部。戦争がなくなれば、テキサスが廃れてしまう可能性もある。[ #サンベルト ]

 テキサスが廃れれば、ブッシュ家の存在価値はない。そんなことも影響して、ブッシュジュニアは、イラク戦争やアフガニスタン戦争に手を染めたのかもと想像しています。

 そして、まぁ、そうせざるを得なかった事情はあったのかもという気もしますが、それら戦争は、最終的には失敗だったと評価されています。

#コラム #ブログ #天眼流 #天の邪鬼 #共感工房

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