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題... “やぶ蛇”の菅首相

◆ これでは、説明になってはいない。

~~< 以下 引用 >~~   ■ 菅首相「前例踏襲良いのか」 学術会議、任命拒否は適法―理由明示せず ⇒ https://bit.ly/30zLcOV     菅義偉首相は5日、首相官邸で内閣記者会のインタビューに応じ、日本学術会議の会員候補105人のうち6人の任命を拒否したことは適法との見解を重ねて示した。その上で「(退任する)会員が後任を指名することが可能な仕組みだ。推薦された方をそのまま任命してきた前例を踏襲して良いのか考えた」と説明した。   6人は安倍政権が進めた安全保障関連法や特定秘密保護法の制定に反対してきた。首相は6人の見解と任命拒否の判断は「全く関係ない」と断言。ただ、判断の具体的な理由については明らかにしなかった。


◆ 冷静に見れば、“全く関係ない”どころか、大いに関係ありそう。

 こんなことを言っているようでは、“関係あるのがバレバレ”。[ #バレバレ ]
 もし私が首相なら、とりあえず、従来通りのやり方で任命しておく。その方が器が大きく見えて私は好きですが、菅首相は、とどのつまり、“器が小さい”のです。[ #器が小さい ]
 一部の人が政府がめざす政策に反対しても、国民の多くがその主張を支持するとも思えません。国民はバカではない。どっちの主張が正しいか、国民が冷静に判断すればいい。
 “気に入らないから任命しないことにしよう”などと余計なことをすると、逆に、勘繰られてしまう
 要するに、政府は、自分の主張している政策に対して、大多数の国民を納得させられる自信がないということの裏返しだと思います。
 こんなのが“やぶ蛇”。“藪をつついて蛇を出す”。余計なことをしたために、かえって悪い結果になってしまうのですよね。[ #やぶ蛇 ]


◆ そもそも、“前例を踏襲してもらうために”、わざわざ法律を作っているのです。

 前例を踏襲したくないなら、それを規定している法律を変えるのが筋というもの。
 勝手に(一方的に)その法律が規定することの“解釈”を変えるのでは、法律としての意味がない。政治家なら、その程度の基本的な良識はわきまえていてほしい。
 法律を変えるとなれば“国会で審議する”ことになる。時間はかかっても、一方的ということにならない。でも、一方的に解釈を変えられれば、国民の出る幕はなくなります。
 安倍政権以来のこんな“政府の体質”が、真の問題だと思います。自民党が戦前の政治家のようなものの考え方になってしまっている気配を感じます。[ #政府の体質 ]
 私は、先の戦争は、政治家たちが焦って冷静な判断ができなくなり、日本は勝目のない戦争に突入したと思っています。私は戦争は嫌いですが、やるなら勝たねば無意味です。

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