共感工房 “国際司法裁判所がついにしびれを切らしました”

◆ 国際司法裁判所が、アメリカの不当な圧力を押し切った印象。

~~< 以下 引用 >~~   ■ イスラエル首相らに逮捕状、ICC ガザで戦争犯罪容疑 ⇒ https://x.gd/FwauB ■

 国際刑事裁判所(ICC)は21日、イスラエルのネタニヤフ首相とガラント前国防相に対し、戦争犯罪と人道に対する罪の容疑で逮捕状を発行したと発表した。

 ICC判事らは、ネタニヤフ首相とガラント氏が「パレスチナ地区ガザの民間人に対する広範かつ組織的な攻撃」において、殺人や迫害、戦争の武器として飢餓を利用するという行為について刑事責任を負っていると信じるに足る十分な根拠があると述べた。

 さらに、ガザの封鎖と食料や水、電気、燃料、医薬品の不足が、民間人に打撃を与えることを意図する生活状況を作り出したと見なす十分な根拠もあるとした。

 ICCのカーン主任検察官は、ICCの設立条約である「ローマ規程」を締約する加盟国に対し、ICCの命令を尊重するよう要請したほか、ローマ規程を締約していない国にも協力を呼びかけた。

 イスラエル首相府は声明を発表し、ICCの決定を「反ユダヤ的」と非難。


◆ しつこく逮捕状発行には反発していたアメリカの圧力を押し切った国際司法裁判所の英断です。

 “反ユダヤ”もクソもない。イスラエルだけ特別待遇ではいけない。

 私は、国際司法裁判所の決定に賛成。国連事務総長の再三の停戦依頼にも関わらず、必要以上にアメリカの顔色ばかりを窺っていても、国際平和は実現できないのです。

 これで、イスラエルのネタニヤフ首相も、ロシアのプーチン大統領と同じく、国際的な戦争犯罪者と認められたわけ。私的には、万々歳の気分です。[ #国際的な犯罪者 ]

 もちろん、アメリカ、ロシア、中国といった軍事大国や、パレスチナ問題を抱えるイスラエルもローマ規程を批准していない。そんな国にいればネタニアフ氏は逮捕されない。

 しかし、もし、ネタニヤフ氏が日本に来るようなことがあれば、日本の当局は彼を逮捕することになる。そうすることがローマ規定に署名した国として当然の義務。


◆ これをイスラエル国民がどう考えるかが、私は興味深い。

 私がイスラエル国民なら、ネタニアフ氏は国外追放処分にしたい。さもないと、イスラエルは“国際社会からのけ者”にされる。[ #国外追放処分 ]

 アメリカやロシアや中国なら単独でもやっていけるので無視していても良いが、イスラエルは、国際社会から仲間外れにされてもやっていけるほどの大国ではない。


 まぁ、アメリカはイスラエルに必要以上に肩入れしているから、アメリカの使いパシリ役のネタニアフ氏がアメリカに亡命したいと言えば、受け入れてくれるかも?

#コラム #ブログ #天眼流 #天の邪鬼 #共感工房

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