共感工房 “クーデターというよりは茶番劇でした”

◆ とんだ“茶番劇”でしたね。

~~< 以下 引用 >~~   ■ 尹錫悦は「何を間違えた」のか?...お粗末すぎた大統領の自作自演クーデター計画を解説 ⇒ https://is.gd/82J3RD ■


<深夜の戒厳令を食い止めたのは、独裁政治を経て勝ち取った韓国民主主義の底力>


 まさか、まさかの一夜だった。確かに野党議員の金民錫(キム・ミンソク)はこの夏から、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領が戒厳令を出しかねないと警告していた。しかし誰もが、さすがにそれはないと思っていたし、そう思いたかった。

 もちろん、あの頃から右派で少数与党の尹政権が強権的な傾向を強めていたのは事実。彼の支持率は10%台後半から20%台前半に低迷し、大統領夫妻の不正疑惑も深まるばかりだった。

 それで尹はリベラル派の政治家やジャーナリストの事務所や自宅を片っ端から捜索させ、ろくな根拠もないのに野党指導者・李在明(イ・ジェミョン)を刑事告発した。過去の遺物のような軍事パレードもやってみせた。

 それでも尹が戒厳令を敷いて自作自演のクーデターをやり、民主的に選ばれた現職大統領が独裁者に変身するなどという金民錫の主張はあまりにも荒唐無稽と思われていた。

◎過去の悪夢がよみがえった

◎保守勢力には「恥の上塗り」

◎戒厳令とクーデター続きの韓国現代史


◆ 忘れてならないのは、朝鮮戦争は終わったわけではないという点。

 つまり、朝鮮戦争は、現在は“休戦中”の状況で、終わってはいないということ。折に触れ、北朝鮮の脅威が蒸し返されることになります。[ #休戦中の国 ]

 だから、そのような状況を身に染みて知っている韓国の私の知人たちの多くは、機会さえあればアメリカやカナダなどに移住している人が少なくないのです。

 私の親しい知人だった退役海軍の提督氏も、娘さんがアメリカにいる韓国人医師と結婚するのを機に、一家全員でアメリカに移住しました。(→注1)


 韓国は、いつ何時何が起きるのかはわからない国。なので、世界中に展開している日本の商社マンが一番駐在したくない国が韓国なのです。何かにつけて、生活しにくい。


◆ 私が初めて韓国に行ったのは、1980年代の初めの頃。

 当時は、“戒厳令”こそ解除されていましたが、夜の10時以降は外出禁止で、タクシーで夜遊びから帰る途中にも、何度も軍に止められて自動小銃で脅されたりしました。[ #戒厳令 ]

 軍は警察と違い、強引かつ乱暴。警察ならいきなり銃を向けられるようなことはありませんが、軍人はそうします。場合によっては、自分がやられることもあるから当然。

 しかし、ソウルオリンピック以降、韓国の治安も落ち着いてきて、そんなことはなくなっていました。私は、韓国経済が好調で、韓国がお金持ちになったからだと思います

 私が初めて韓国に行った当初の頃は、韓国は貧乏な国で、ホテルに泊まっていてもホテルの食堂で麦飯が出ていたほどでした。一流ホテルでもそうでした。


 国が貧乏だと、煩わしいことが多い。日本は技術力とお金があるので、相手国を豊かにしてやることに励むのがいい。国が豊かになれば、煩わしいことは確実に減ります

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●(注1)  知人の海軍提督さんの話については、2022.04.13のブログ『海軍は視野が広い人が多い』をご覧ください。[→ https://is.gd/htilqU ]をご覧ください。

#コラム #ブログ #天眼流 #天の邪鬼 #共感工房

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