![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/19170871/rectangle_large_type_2_55cf3b71b61501e6b2c51d7de92cce7e.jpeg?width=1200)
題... 殺伐とした社会ではいかん
◆ 私も、基本的には賛成です。
~~< 以下 引用 >~~ ■ 新型肺炎、日本経済のリスク 消費税15%への上げ提言―IMF ⇒ http://bit.ly/2wa7OJp ■ 国際通貨基金(IMF)は10日公表した日本経済に関する年次審査報告書に関し、新型コロナウイルスによる肺炎感染の拡大は「新たな景気へのリスク」と警戒感を示した。高齢化による社会保障費増大で財政悪化が深刻になると懸念。消費税率を2030年までに段階的に15%へ引き上げるよう提言した。 審査担当のポール・カシン氏は、新型肺炎の感染拡大で中国との間で貿易や投資が冷え込む可能性を指摘。「訪日客数の落ち込みで観光や小売りが打撃を受ける恐れがある」として、日本経済への影響を注視すると説明した。
◆ 新型コロナウイルスと関連づけるところが、何か、うさん臭さも感じますが …
私は、中国からの観光客減を消費税アップと関連づける類の主張は好きになれません。でも、私も、高齢化の進展は消費税でカバーするしかないと考えています。
世界を見渡せば、社会保障が充実している北欧諸国は25%程度で、ドイツやフランスやイギリスなどもほぼ20%前後の消費税になっています。[ #消費税 ]
私はその方面の専門家ではない。15%でいいか20%がいいか“軽減税率”が必要か、さらには消費税アップで長期的にも経済が低迷するかなどまで数式モデルで指摘することはできません。[ #軽減税率 ]
でも、どうせ想定したようにはならないことをまことしやかにシミュレーションする三流経済学者などを相手にしていてもはじまりません。
◆ そんなものは、先輩国の様子などを見て、いわば、直感的に設定すればいい。
そして、それでやっていけるように、他の制度を創意工夫することで補完してやればいいと思います。
たとえば、75歳定年制とか、やり方はいろいろある。わが国の場合、未だに賃金制度が年功給的な傾向が強いので、そこらあたりの考え方は改める必要はあります。
単純な軽作業的な肉体労働を想定した場合、30代と70代の人が同じ働き方ができるとは考えにくい。働きに応じた賃金体系の考え方が大切になりそうです。[ #賃金体系 ]
要は、歳をとってからも、豊かなくらしが実感できるような国にしていくことが必要。ありがたいことに、わが国の健康なお年寄りは、社会の役に立つことに喜びを感じる人が多い。
歳をとって生活が苦しいことになるような国は、“殺伐とした社会”でしょう。殺伐とした社会になってはいかんと思います。[ #殺伐とした社会 ]