題... 試験より教育や学習の方が大切
◆ 悪くはないが、今ひとつというところ。
~~< 以下 引用 >~~ ■ 政府、8カ国で日本語試験へ 悪質ブローカーの排除も ⇒ http://bit.ly/2rubVdI ■ 外国人労働者の受け入れを拡大する改正出入国管理法の成立を受けて、政府がアジアを中心とした8カ国で日本語試験を実施する方針を固めたことが、関係者への取材でわかった。 この8カ国との間で、悪質なブローカーを排除するために情報を共有する「政府間文書」の取り交わしも来春までに目指す。 改正法に盛り込まれた新在留資格「特定技能」取得のためには、一定の技能水準のほか、日常会話レベルの日本語能力が必要とされている。 政府はインドネシア、カンボジア、タイ、中国、フィリピン、ベトナム、ミャンマーの7カ国で日本語試験を行うことを決め、さらに1カ国で調整を進めている。
◆ それらも必要ですが、それより、私が“汎アジア共栄圏”づくりで強調していた、アジア諸国での日本語の普及活動に力を入れることがもっと大切。
私は、日本の少子高齢化が急激に進展することが容易に想定できました。わが国は、若者が次第に減っていき、急速に活力を失っていくという予感がありました。[#予感]
何しろ、日本には、何でもバリバリやってくれる若者の絶対数が目に見えて減ってきている。私は、危機感のようなものさえ感じていました。
そのようなこともあり、私は、日本としての考え方の集大成のビジョンとして“いのちかがやく生活文明郷”づくりを主張してきました。(→ 注1)
10年以上前から、アジア諸国で、日本語教育施設などを充実させることが大切だとも指摘してきました。(→ 注2)
◆ 外国との人の交流を促すには、まずは、ことばや文化の壁を乗り越えることが必要。
つまり、お互いがお互いの考え方や価値観を知っておくことが不可欠です。日本に来てもらうには、日本人の考え方や価値観などに馴染んでもらうことも必要。
要は、教育や学習などが大切ということ。細かなことは日本で学べばいいが、基本的なことを自国で学べれば、若者にとっては負担も軽く気軽に学べるはず。[#教育と学び]
場合によれば、奨学金のような形で日本政府が費用の一部を負担してもいい。意欲的な若者たちが日本に来てくれるのなら、何をしてあげてもいいと思います。
移民云々はとりあえず横におくとして、仕事をすることが目的の外国人労働者ということに的を絞っても、これは基本的には全く同じことなのです。
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●(注1) “いのちかがやく生活文明郷”については、2007.2.24のブログ『生活文明郷-ビジョン』をご覧ください。[→ http://bit.ly/2TB6JS9 ]
●(注2) アジア諸国で日本語教育施設を充実させることが大切なことについては、2007.12.24のブログ『アジアで日本語普及』をご覧ください。[→ http://bit.ly/2RRgzhj ]