共感工房 “社会は相対的なものなのです”
◆ さすがに、世界最大の信者数を誇るキリスト教の総帥はオシャレなことをおっしゃる。
~~< 以下 引用 >~~ ■ ローマ教皇、トランプ氏とハリス氏を批判 大統領選は「よりましな悪」の選択 ⇒ https://x.gd/Jl7u6 ■
ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇は13日、11月に実施される米大統領選に言及し、米国の有権者らが下さなくてはならない選択について「二つの悪のよりましな方」を選ぶものになるとの見方を示した。
共和党候補のトランプ前大統領が掲げる反移民政策と、民主党候補のハリス副大統領が打ち出す人工妊娠中絶の権利擁護の姿勢を引き合いに出し、どちらも「生命に反する」と断じた。
教皇専用機の機内で行った記者会見で語った。ハリス氏とトランプ氏のどちらがよりましな悪なのか、自分には分からないとした上で、「良心がある者ならだれもがこれについて考えるべきだし、実際に考える」と述べた。
◆ 私はキリスト教徒というわけではありませんが、そんな発想には同感です。
私は、常々、“世の中に絶対的な真というものはなく、真と言われるものも、あくまでも相対的なもの“という発想から、“社会相対性理論”を主張しています。(→ 注1)
どちらの主張に賛同するかは、人それぞれだと思います。人々は、親の考え方や育ってきた環境などは様々だから、絶対唯一の普遍的な価値などあり様がないのです。[ #普遍的な価値 ]
そこを勘違いしている人が多いから、世の中に、戦争やいさかいなどが起きるのだと思います。
ローマ教皇の指摘は、的を射ています。
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●(注1) “社会相対性理論”については、2021.02.19のブログ『社会相対性理論と達観力』をご覧ください。[→ https://bit.ly/3wVyQxX ]