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題... エネルギーシフトは成長戦略になる

◆ パックンの発想は素晴らしいと思います。

~~< 以下 引用 >~~   ■ クリーンエネルギーへのシフトは日本を救う! ⇒ https://bit.ly/3AkWXrf     化石燃料の輸入額は、価格の動向によって変わるが、多い年は20兆円を超え、全輸入額の2~3割をも占める!「輸入品」のイメージといったらオーストラリアの牛肉とか、ドイツの高級車、あとは韓国のBTSかな。でも、それらより中近東諸国の化石燃料のほうが貿易収支や経済全体への影響力が大きい。BTS様といい勝負だろうけど。   貿易収支の黒字・赤字論を別にしても、クリーンエネルギーへの移行は莫大な刺激になるはず。もちろん、その計画や実行には多額の初期投資がかかる。だが、捨て金にはならない。公共事業と一緒で財政出動として経済促進剤になる。その上、100%自力で電力供給ができたとしたら、海外に流れていた年間20兆円が国内に留まることで長期的な利益が生まれる。ローリスク・ハイリターンのシナリオだ。     ●クリーン革命の「師匠」になろう      考えるだけでワクワクする。できないはずはない。日本は風にも、水にも、波にも、地熱にも、太陽光にも、技術力にも、財政力にも、組織力にも恵まれている。ここで必要なのは政治的な意思とリーダシップだけ。せっかく新政権が生まれたのだから立ち上がってほしい。


◆ パックンのコラムを読んで気づいたのですが、原発廃止論者たちは、私も含めて、必要以上に原発の危険性や安全性への懸念ばかりを強調しすぎていた気がします。

 私も、かねてより、そう考えていました。そういうこともあって、原発廃止の小泉純一郎氏の主張をブログなどで支持していました。(→ 注1)
 でも、パックンにあらためて指摘されると、クリーンエネルギーへのシフトは、新しい日本がめざすべき成長戦略になるのだという側面を強調した方が良さそうです。[ #エネルギーシフト ]
 わが国は、どんな政策を成長戦略にすべきかで困っています。アベノミクスはダメでした。私も、クリーンエネルギーへのシフトが成長戦略になる側面を軽視していました。
 “八方美人”的なやり方を志向する岸田新首相では、クリーンエネルギーへのシフトは無理だと思います。[ #八方美人 ]
 原発を推進したがる通商産業省や旧来型事業に固執する経済界の主流派の面々は、決していい顔はしません。必死で抵抗するはず。
 私は、かつて、彼らのことを“ジャパニーズマフィア”と揶揄していたほどで、彼らは、あくまでも、“利権志向”なのです。[ #ジャパニーズマフィア ] (→ 注2)


◆ パックンも指摘しているように、わが国の経済は8割が内需に依存しています。

 岸田首相は、アベノミクスを高く評価しているらしい。そこが、トンチンカン。
 わが国の経済は、外需は2割だけ。8割は内需に依存しています。そこを意識しないとダメだと思います。
 わが国は資源に乏しいこともあって、エネルギーその他の原材料はもちろんのこと、食料などまで輸入に依存しています。そういうことも意識しておくことが大切です。
 ならば、“円安”よりも“円高”の方が、はるかに好都合。でも、アベノミクスの基本的なスタンスは、“円安志向”。先進国の日本は“円高志向”の発想が大切です。[ #円高志向 ]

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●(注1)   原発廃止のことなどについては、2016.09.30のブログ『相変わらずの熱血漢 → https://bit.ly/2YurmpVや、2019.01.18のブログ『安倍首相の責任は重い → https://bit.ly/2XhHZSIなどをご覧ください。
●(注2)  “ジャパニーズマフィア”については、2006.11.21のブログ 『ジャパニーズマフィア』をご覧ください。[→ http://bit.ly/2nOckt9

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