天眼流’時事放談 @安倍首相は“ネトウヨ社会”の申し子なのです


◆ 私も、そう感じていました。“詭弁社会”の到来、言いえて妙だと思います。

~~< 以下 引用 >~~   ■ 森友文書改ざんで揺れる国会 首相答弁「至誠」はどこに? 野党議員の落選当てこすり/再三の朝日新聞批判 ⇒ http://bit.ly/2HDKhAN     春の足音は近いのに、永田町は、いや安倍晋三政権は冬の嵐に逆戻りである。例の森友学園を巡る公文書改ざん問題で「モラルの底が抜けた」の感を深める人も多いだろう。今国会でも、相変わらず安倍首相の口から飛び出す「安倍語」を聞くと、政治こそ「底抜け」の元凶ではないか、とすら思えてしまう。   「『詭弁(きべん)の社会』の到来です」と嘆き悲しむのは、政治評論家の森田実さん(85)だ。 「『詭弁の社会』とは何か。当たり前の、まっすぐな道義感が薄れた社会です。国民の範たる国会で、最低限の道徳観をも打ち破るような物言いをする指導者が、喜ばれるようになってしまった」


◆ 残念ですが、そんな状況になってしまいました。

 私も、安倍首相を見ていて、思わず彼を“詭弁家”と評しましたが、同じように感じた人がいたようですね。(→ 注1)
 詭弁とは、“相手の思考の混乱や感情につけ入って相手をだます見掛け上は正しそうな虚偽の推論。ごまかしの議論。”のこと。まさに、安倍首相の得意わざ。[#詭弁社会]
 自分に敵対的な論調を繰り広げる朝日新聞を執拗に攻撃したり、相手をはぐらかしたり茶化すような対応を繰り返す。安倍首相が国会で答弁する様子は、そんな感じ。
 新聞社は自分の意見を言っている。彼らの口癖は“言論の自由”。新聞社の意見に反対するのは自由ですが、妙にこき下ろしたり必要以上に悪口を言っても意味がありません。
 そもそも、新聞というのは、話としておもしろいから読む程度でいいと思います。科学的な論文ではないのです。


◆ 私は、似たような趣旨のことを“ネトウヨ社会”と表現しています。

 私は、以前に、安倍首相やトランプ大統領は、“保守派”ではなく単なるネトウヨだと指摘しましたが、その指摘とも相通じるものを感じます。(→ 注2)
 ネット社会では、ネットの自由さを利用し、ネットを自分の憂さ晴らしに利用する類の人たちが増えてきました。
 私が“ネトウヨ”と呼ぶ人たち。ネット上では、誰でも、何の遠慮も会釈もなく世間を煽れる気安さがあります。安倍首相一家は、奥さんまでもネットで煽ります。
 始末に負えない人たちです。数は必ずしも多くはないのですが、ネットを利用して世間を煽れば、自分の発言力を嵩上げすることも可能だからだと思います。
 いわゆる“右翼”ではないのではないのですが、彼らは、右翼と呼ばれる人たちの何となくカッコいい部分をマネて、愛国心を装ったり自分に敵対的な新聞をこき下ろします。[#ネトウヨ社会]


◆ ちなみに、私は、新聞社の言うことはひとつの意見として聞きますが、必ずしも信用はしていません。

 むかし、私の韓国時代のある通信社の友人から聞いた“新聞社のニュースの大半はうちが提供している”ということばが今も忘れられないのです。
 まぁ、単なる自慢話として出たことばでしたが、確かに、通信社の取材力には恐れ入りました。自分の情報源を増やす努力にも感心したものです。
 あれほど真剣に取材する人の言っていることなら信用しても良さそう。なので、多くの外国で、通信社は新聞社より一ランク上に見られており、外交官なみに扱われています。

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●(注1)  安倍首相が詭弁家ということについては、2018.3.15のブログ 『安倍首相は首相にふさわしい人ではありません』をご覧ください。[→ http://bit.ly/2phT6cg
●(注2)  安倍首相がネトウヨだということについては、2017.3.25のブログ 『私から見ればまともな神経ではありません』をご覧ください。[→ http://bit.ly/2FLni6l


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