題... 確かに、悪循環になっている感じ
◆ 私もそう感じます。
~~< 以下 引用 >~~ ■ 「少人数で頑張ると、できるじゃんと思って人員確保しない悪循環」人手不足に嘆く人達の声 ⇒ http://bit.ly/2P29d8r ■ 人手不足を解消するべく、政府は外国人労働者を受け入れを拡大しようとしている。ただ、今現在、外国人技能実習生が奴隷のように働かされており、年間7000人以上の失踪者も出ているという。そのため、「労働環境が整備できていないのに外国人労働者を受け入れるな」という批判も多い。 ●経営者が「この人数でも回せるんだー」と思ってしまう ●「人手不足なのに客の要望が日に日に酷くなっている」という声も
◆ コラムでは“接客業”にそんなのが多いと言っていますが…
私の感触は、そうでもありません。私がここ数年派遣で仕事をしている中小の食品製造工場などもほとんど同じ印象。内需型企業全般の傾向だと思います。
どこも、正社員・パート・派遣など手あたり次第に募集していて、入社してくる人も少なからずいますが、驚くほど“定着率”が悪い。なので、万年人手不足の状況。[#万年人手不足]
その結果、在職している生真面目でおとなしい従業員たちに、妙にしわよせがきてしまう。経営者がおとなしい従業員に甘えてしまう構図になっているようです。
ちなみに、私の周りでは、ベトナムからの“技能実習生”は定着率も良くてしっかり戦力化されている感じですが、日本語学校の留学生はあまり評判が良くない。
外国人労働者をどのように戦力化していくのが良いかは、今の国会でも議論になっているようなので、ことさら私が指摘するまでもないと思います。
◆ 私が指摘しておきたいのは、そんな会社の多くは賃金水準が低すぎるという現状。
私は、強引に“最低賃金”を引き上げるのが最善だと思います。(→ 注1)
要するに、そんな会社の多くは、満足な賃金を払いたくても払えないような状況の会社が多い。国内は過当競争状態で、安く売らないと潰れてしまう。資金を賃金に回すゆとりもない。
それは、“人手不足倒産”が増えているという事実が物語っています。[#人手不足倒産]
国として強引に賃金を上げてやるしかない。そのせいで多少はインフレになったとしても、それは、経済全般にとってはむしろ好影響が出るはずだと思います。
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●(注1) 最低賃金を引き上げることの大切さについては、2018.11.19のブログ『同一労働同一賃金はすばらしい考え方ですが …』をご覧ください。[→ http://bit.ly/2P0Kamo ]