共感工房 “長期的にはアメリカに代わって中国が台頭する?”

◆ これから次第に中国が世界のリーダーシップをとっていくのかも。

~~< 以下 引用 >~~   ■ トランプ再登板で米国の影響力は減退、中国を「世界のリーダー」に押し上げる? ⇒ https://x.gd/OxCml ■


<アメリカ第一主義の名の下に取られた措置は、皮肉にもアメリカの「真の長期的利益」に真っ向から反している>


 ホワイトハウスへの返り咲きを果たしたトランプ米大統領は、選挙公約の「アメリカ第一主義」をすぐさま行動に移し始めた。

 これまでのところトランプは、対外援助の資金拠出の一時凍結、WHO(世界保健機関)からの脱退、地球温暖化対策の国際的な枠組みであるパリ協定からの離脱を宣言している。

 対外援助の90日間の凍結は表向き、援助プログラムの有効性を審査するためとされている。

 しかしこの審査には時間と専門知識が必要で、全てのプログラムについて3カ月で適切な見直しを行うのは不可能だ。この凍結によって既に多くの貧困国では、エイズや結核、マラリアによる死を防ぐプログラムが混乱に陥っている。

 数千数万の医療従事者や援助機関職員が無給の休職に追い込まれ、多くは生活のために別の仕事を探すしかなくなる。資金拠出が再開されたとしても、その頃には専門知識を持つ多くの人材が失われている可能性がある。

 そもそも今のアメリカには、対外援助を削減する財政上の差し迫った理由など見当たらない。

 トランプによる一連の動きの中で最も壊滅的な影響をもたらすのは、気候変動に関わるものだろう。石油やガスの増産推進、電気自動車(EV)に対する税額控除の廃止、そして何よりパリ協定からの離脱だ。

 アメリカの1人当たりの温室効果ガス排出量は中国より50%多く、インドの7倍近い。これらの国は今後、アメリカが気候変動に関する国際的な目標に縛られないのだから、より貧しい自国経済が化石燃料を手放す理由はないと主張できる。

 皮肉な話だが、「アメリカ第一主義」の名の下に取られたこれらの措置は、アメリカの真の長期的利益に真っ向から反している。

 今後数十年の間に、アメリカ人はさらに暑い夏に苦しみ、より激しい嵐や洪水に見舞われ、先日ロサンゼルスの広い範囲を焼き尽くしたものより大規模な山火事と闘い、海面上昇によって低地の沿岸地帯が水浸しになるため内陸へ移住することになるだろう。


◆ 私も、このコラムの指摘に同感です。

 中国人はものごとを長期スパンで考えるのが得意なのだと思います。何しろ、中国には4000年の歴史の積み重ねがあるのです。つまり、発想の奥が深い。[ #発想の奥が深い ]

 その点、アメリカ人は“力が強いだけのポッと出の青二才”と思います。アメリカにはたかだか200年程度の歴史しかないのです。つまり、発想の底が浅い

 蛇足ですが、中国に“共産党”ができて、まだ100年程度のもの。そのうちに共産党時代も終わると思います。中国人の多くも、共産党の政治がいいとは思っていないはず。


 ちなみに、日本は、中国ほどではないにしても、1000年程度の歴史がある歴史と伝統の国です。


◆ また、今のアメリカの今の隆盛は、たまたま“ツイていた”と見ておくべきです。[ #ツイていた ]

 もちろん、“新天地”をコンセプトに世界中から意欲的な人材を集めたアメリカ開拓者たちの“フロンティアスピリッツ”は見事。[ #開拓者精神 ]

 彼らの強引な取り組みによって、アメリカに、ひとつの楽園をつくりあげることができました。

 ただし、それも、いわゆるインディアンなどのアメリカの原住民を追いやって築きあげた楽園です。そんな自分たちの暗部を忘れては、いかん


 このような、しっかりした時代認識さえ持っていれば、また、日本の時代になるのも夢ではないと思います。焦る必要はないのです。

#コラム #ブログ #天眼流 #天の邪鬼 #共感工房

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