共感工房 “アメリカ大統領選挙がプロレス興行になった”

◆ ついに、アメリカ大統領選挙がトランプ氏のめざす姿になった感じ。

~~< 以下 引用 >~~   ■ ハルク・ホーガン氏、「英雄」トランプ氏支持表明 ⇒ https://x.gd/OwoHr ■

 米国の人気プロレスラー、ハルク・ホーガン氏(70)が18日、ドナルド・トランプ前大統領への支持を表明した。(写真は、米国の人気プロレスラー、ハルク・ホーガン氏。ウィスコンシン州ミルウォーキーで開催された共和党全国大会で)


◆ 私はこのブログでもトランプ氏がプロレスマニアだったことは指摘していますが、大統領選挙にまでプロレス興行の手法を取り入れたようです。

 でも、大統領選挙では、あくまでも政策をアピールしてもらいたいですね。大統領選挙は、プロレス興行とは主旨が違います。

 ハルクホーガン氏は、人気のあったレスラーでしたが、実は、彼のプロレススタイルは私好みではありません。彼の試合を見ていても、私の心はおどりませんでした。

 見る者の心を躍らせてくれるのがプロレスの醍醐味。プロレスでは、強いとか弱いとかよりも、如何にして観客の心を躍らせてくれるかが大切なのです。[ #心を躍らせる ]

 だから、“マイクパフォーマンス”も重視されています。[ #マイクパフォーマンス ]


◆ そういう意味では、私が最も尊敬するプロレスラーは、スタン・ハンセン氏。

 彼は、マイクパフォーマンスよりも試合内容で観客を楽しませてくれます

 スタン・ハンセン氏の試合のスタイルは、“圧倒的な体力を生かしたパワー”でした。上半身よりも、むしろ下半身のバネが際立っていました。[ #圧倒的なパワー ]

 彼の得意技は、ウエスタン・ラリアート。彼が繰り出すラリアートは、技と言うより、パワーそのもの。見る者はスカッとする。スカッとしますが、戦慄が走る

 こんな技を受ける方のレスラーは大変。なので、プロレスラーは、みんな“受け身”の訓練に力を入れるのです。


 蛇足ですが、アメリカのプロレスラーは大学出も多く、大学でアマレス選手やフットボール選手として鳴らした人も少なくない。いわば、インテリです。

 スタン・ハンセン氏も大学出で、中学教師の経験もあります。彼のプロレススタイルがヒール役(悪役)に徹していたので意外ですが、それなりの教養も身に着けたレスラー。

 スタン・ハンセン氏を彷彿とさせてくれる大統領候補はいませんかね? チマチマした人や目立ちたがりな候補では、アメリカらしさは感じない。おもしろくも何ともない。

#コラム #ブログ #天眼流 #天の邪鬼 #共感工房

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