共感工房 “野党の意欲が低すぎる”
◆ 私は、どうなるのか想像できません。改革に対する野党の意欲が低すぎるのです。
~~< 以下 引用 >~~ ■ 「政治とカネ」本格論戦へ 裏金事件を野党追及―岸田首相の政権運営、難局続く ⇒ https://x.gd/13cwe ■
国会は週明けの29日、衆参両院の予算委員会で「政治とカネ」の問題に関する集中審議を行う。岸田文雄首相と関係閣僚が出席。野党側は自民党派閥の政治資金パーティーを巡る裏金事件を徹底追及する構えで、内閣支持率の低迷に苦しむ首相の政権運営は厳しい局面が続きそうだ。
ただ、中間取りまとめでは焦点の派閥全廃に踏み込まなかった。安倍派や二階派だけでなく、首相が会長を務めた岸田派も関係者が立件されたものの、実態解明に向けて党独自で調査に乗り出す気配は乏しい。
◆ 以前は、たとえば小沢一郎氏のような“政界全体の仕掛け人”がいて、政界にダイナミズムがありました。
残念ながら、今は、そんな気配が見られません。野党にめぼしい人材が見えてこない。
旧民主党からスピンアウトして新党を作る動きはあっても、自民党からスピンアウトするような人は見られません。こんな状況では、政治改革など実現はできません。
だから、自民党に所属している議員たちも政権交代などありえないと考えて、手ぬるい対応しかしないのだと思います。[ #手ぬるい対応 ]
日本の状況を展望すれば、長年の安倍ー麻生政権のトンチンカンなアベノミクスの失敗で、円は暴落し、食料やエネルギーなどの輸入物価インフレも止められなくなりました。
しかも、国民所得は韓国や台湾にも抜かれました。先進国どころか、日本経済は発展途上国の惨状なのです。[ #日本は発展途上国 ]
◆ 要するに、今の自民党には、激しい性分の小泉純一郎氏タイプの感性の人が必要ということ。
小泉氏には、森政権のような旧態依然のぬるま湯に浸かっていては、日本の改革はできないという切羽詰まった危機感のようなものがあったのだと思います。[ #危機感 ]
そこで、旧態依然の守旧派議員は自民党から追い出すという突拍子もない取り組みを強行しました。そして、自民党を構造改革政党に衣替えさせたのです。
小泉政権は郵政民営化が注目されがちですが、それは、手段のひとつにすぎません。
危機感など感じないのほほ~んとしたタイプの岸田首相には、そんな覚悟はない。岸田首相は、意思決定前提として“みんなで仲良く”を最優先に考えるタイプの人。
なので、必要以上に周りの顔色を見て周りに配慮してしまう。つまり、本格的な政治改革はできない。[ #周りの顔色を見る ]