題... 先手の管理をしてください
◆ だから、言わんこっちゃない。
~~< 以下 引用 >~~ ■ 菅首相の判断、またも後手 山田氏辞職で批判噴出―高額接待問題 ⇒ http://bit.ly/303DknU ■ 山田氏の辞職は1日朝、同氏が出席する予定だった衆院予算委員会の集中審議直前に野党に伝えられた。その影響で約30分遅れで始まった予算委の冒頭、加藤勝信官房長官は「山田氏は入院し、職務を続けることが難しいとのことだ。審議に迷惑をかけ、大変申し訳ない」と陳謝した。 首相の対応を疑問視する声は政権内にもあり、政府関係者の一人は「先週辞めさせておけば良かった」と語った。
◆ 最初に対応に失敗すると、すべてが後手、後手になるのです。
品質管理などでは“先手の管理”をしろと言われます。“後手の管理”では意味がない。
先手の管理とは、あらかじめ不良などが出ることを想定し、それが出ないような対策や出てもいいような対策をとること。[ #先手の管理 ]
後手の管理とは、不良が出てしまった後でうろたえてその場を取り繕う類の対策をとること。言うまでもなく、先手の管理の方が何倍も良い。
菅首相の対応は、典型的な後手の管理のやり方でした。
私は、山田広報官騒動が出た当初から、ブログで、関係者は、少なくとも、どこかに左遷するなどの毅然とした“歯止め対策”をしないとダメだと指摘していました。(→ 注1)
歯止め対策をすれば、再発防止もできます。[ #歯止め対策 ]
◆ ところが、お気に入りの山田氏には報道官を続けさせると、トンチンカンなことを言う始末。
菅首相は、自分が想定した通りに世論を誘導できると思い込んでいるらしい。
自分が批判されると、とぼけたりキレたふりで、“私は気の弱いおじさん”を装う。官僚たちを人事で牛耳っているくせに、印象操作でごまかそうとする。[ #印象操作 ]
印象操作が得意なのは、ツイッターなどで煽るのが得意な“ネトウヨ”だけかと思っていたら、菅首相も印象操作の使い手らしい。
ついでに言っておけば、菅首相が強調していた“私と息子は別人格”云々も言わない方が良かった。私なら、“息子ながらとんでもない奴だ、逮捕してくれ”と言う。
そうすれば、世論も、“そこまでしなくても…”という感じに治まるというもの。菅首相は、一番上に立つものとしての基本的な管理のセンスがない。
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●(注1) 山田広報官への処置については、2021.02.25のブログ 『綱紀粛正もできない菅首相』をご覧ください。[→ http://bit.ly/3dZuIa6 ]
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