天の邪鬼’ @“武士に二言はない”でお願いします

◆ 私の期待通りの展開になってきました。国会での証言が楽しみ。

~~< 以下 引用 >~~  ■ 「首相から100万円寄付」=籠池氏証言、政権は否定-自・民、23日喚問で一致 ⇒ http://bit.ly/2mSiuFw ■    学校法人「森友学園」が小学校新設のため国有地を格安で取得した問題をめぐり、同学園の理事長退任を表明した籠池泰典氏は16日、「安倍晋三首相から昭恵夫人を通じて100万円の寄付を受けた」と明らかにした。  籠池氏は、「国会の場に出て話をしたい」と述べ、野党側が求めている参考人招致に応じる意向を示した。これまで国会招致を拒否してきた与党は、籠池氏の証人喚問を求める方針に転じ、民進党と23日に衆参両院で実施することで一致した。  菅氏は会見で「首相に確認したところ、首相は『自分では寄付はしていない。昭恵夫人、事務所等、第三者を通じても寄付はしていない』ということだ」と語った。昭恵氏が寄付した可能性に関しては「夫人個人が行ったかについても現在確認している」と述べるにとどめた。

◆ たぶん、安倍夫人が勝手にやってしまったことなのでしょうね。

 そう言われれば、14日に、“「首相夫人は私人」 政府、答弁書を閣議決定”というニュースもありました。(→ http://s.nikkei.com/2mxORGA)
 私は、そんなことが“閣議決定”云々の問題かと怪訝に思いましたが、あの頃から、安倍首相は“私人である奥さんが勝手に寄付していた”ということで逃げるつもりだったのですね。
 まぁ、100万円を寄付したことと、小学校の認可や国有地払い下げに何らかの圧力をかけたかどうかは、実は、別問題。寄付だけなら、まだ、何とか言い逃れもできる。[#別問題]
 昨日のブログでも指摘しましたが、“デヴィ夫人”などは、100万円寄付したことを大っぴらに自慢している。むしろ、慈善家として評判が上がることにもなります。

◆ でも、それだからこそ、現役首相の夫人は、許認可や補助金がらみのことに関わってはいけないのです。

 純粋に“好意でやったこと”も、関係者は見えない圧力を感じてしまう。役人は特にその習性が強い。“李下に冠を正さず”。昭恵夫人は、そんな方面への配慮ができない人らしい。
 逆に、昭恵夫人は100万円の寄付の領収証を丁重に断ったという。領収証は、万一の時には証拠になる。わずか100万円で亭主の足を引っ張ることにでもなってはまずいと考えたか?
 先日、自民党の鴻池祥肇氏は、籠池氏らが封筒をもってあいさつに来た時に“こんにゃくか金か知らんが、無礼者と封筒を突き返した”と息巻いていましたが、それが政治家の良識。
 政治家とのカネのやり取りは証拠が残らない現金が常識。昭恵夫人も長年政治家の妻をやってきて、そんな小賢しいところはソツがない。政治家の妻なのですね。[#政治家の妻]
 安倍首相は、国会答弁で、“関係していたとなれば、首相も国会議員も辞める”と断言していました。妻は私人云々と逃げずに、その約束は守ってもらいたい。
 それでこそ、“武士に二言はない”。でも、安倍首相に武士の潔さがあるとは期待できそうにありません … どうなることやら。[#武士の潔さ]


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