天邪鬼観察学会’ @自分の“パワースポット”づくりのすすめ

◆ 私には神通力を感じる場所があります。

 昨日は休日で天気も良かったので、“高良大社”の“奥の院”に参拝してきました。ちょっと寒かったのですが、気分は最高でした。
 奥の院へは徒歩で行きます。私は数か月ぶりの参拝でしたが、毎日のように通う熱心な人もいます。昨日は、おばあちゃん3人連れと中年おじさん2人連れの2組の先客がいました。
 私の場合は“信仰”で参拝するというより、自分の決意を新たにするための自分なりの儀式としての参拝ですが、やはり、奥の院まで行くと“荘厳な気分”になります。[#儀式]
 奥の院と仰々しく言っても、ひなびた建屋にこじんまりとしたご神体を祀ってあるだけのところ。でも、何しろ、1500年からの伝統があります。
 私は歴史と伝統にひれ伏すタイプ。7世紀の頃から人々がお参りやお世話を続けているところは、得体のしれない“神通力のようなもの”を感じます。そこに行くと、頭の芯にズーンとくる何かがあります。[#神通力]

◆ 今風に言えば、奥の院は、私にとって最高の“パワースポット”。

 パワースポット=神通力。これは単なる駄洒落ですが、人にはパワースポットが必要。現実には神通力など存在しませんが、自分で自分の決意を強く信じることが大切です。
 自分が強く信じ込めば、意識的にも無意識的にも自分や周りに対してそうなるように働きかけるのが人の脳。それは、いわば“人の脳の働き”で、そうするように脳はできているのです。
 昔から、“信じる者は救われる”などと言われていますが、脳の働きを考えると一理あります。自分で自分を洗脳するようなもので、“イメージトレーニング”とも似ています。[#脳の働き]

◆ 人それぞれにパワースポットは違う。

 でも、人によって、どこがパワースポットになるかは違うと思います。私は、高良大社の奥の院がそれなのですが、みんながみんなそうだとは限りません。[#パワースポット]
 大切なのは“荘厳な気分”になれるかどうかだと思います。荘厳な気分で何かを念じれば、脳の奥深くにその記憶が刻み込まれるに違いありません。[#荘厳な気分]
 それも、1回や2回ではダメ。繰り返し脳に刻み込むことが必要。だから、人々を荘厳な気分にするために、多くの宗教は、こけおどし的な装飾や儀式や念仏などを好むのだと思います。
 でも、別に、ことさら宗教に走るまでもありません。自分のパワースポットさえあれば、自分で自分を信じられるようになります。自分を信じることが大切だと思います。


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