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題... 何も専務になった岸田首相
◆ まぁ、そんなものでしょう。
~~< 以下 引用 >~~ ■ 参院選へ目立つ守勢 岸田首相、曖昧答弁連発―参院予算委 ⇒ https://bit.ly/3N0Ut8Q ■
2022年度補正予算案をめぐる論戦は30日、参院に舞台を移して行われた。立憲民主党は円安に対する政府の反応の鈍さや新型コロナウイルス対策の無駄をただし、攻勢を強めた。これに対し岸田文雄首相は質問に正面から答えない「曖昧」答弁を連発。参院選を意識し、質疑の時間切れを狙う守りの姿勢に終始した。
「異次元の金融緩和。この政策を変えるための議論を始めるべきではないか」。立民の小西洋之氏は、円安対策としてアベノミクスの柱の一つである異次元の金融緩和を転換するよう迫った。小西氏は「見直さないのであれば『岸田インフレ』とも言うべき失策だ」と訴えた。
◆ 岸田首相は“何もセンム(何もしない取締役)”なのです。[ #何も専務 ]
岸田氏は、自民党総裁選の時には森友学園騒動その他の詳細な調査をして真相を究明する云々と言っていました。
でも、首相になってから、その方面の取り組みが進んでいる気配はない。一事が万事、そんな調子。
日本の平均賃金は世界最低クラスに落ちぶれました。しかも、深刻なインフレで苦しんでいる時でも、岸田首相は金融政策を臨機応変に変更することはできないと思います。
岸田首相は、先人たちがやってきたことを単に踏襲するだけの人なのです。
昔、竹下登氏という政治家がいました。この人は首相にもなり、国会答弁の名手(?)でしたが、“言語明瞭、意味不明瞭”と揶揄された首相でした。[ #言語明瞭 ]
ことばははっきり聞き取りやすく、しかし、内容はない。要するに、岸田首相は人当たりが良く、仲間内で嫌われないように振舞うタイプの人ということに尽きると思います。
◆ 余談ですが、“何もセンム”というのは、私がコンサルになりたての頃にある中堅企業で耳にした言い方。
当時の会社は、社長の下に専務取締役と常務取締役がいるのが普通。厳密に決まっているわけではありませんが、一般には、常務よりは専務の方が少しだけ立場が上でした。
つまり、専務は社長の補佐役という感じの仕事で、常務は日常的な管理監督教務の執行役という感じですかね。
一般社員の多くが、経営層の悪口を言う時に“あの人は、何もセンムですからね”というふうに専務をバカにする風潮がありました。
まさに、岸田首相は、そんな印象の首相だと思います。日本が“順風満帆”の時ならそれでもいいのですが、私には、今の日本が順風満帆とは思えません。[ #順風満帆 ]
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