共感工房 “情報源は育てるものらしい”

◆ 戦況については、私らの限られた情報では正確なことはわかりませんが …

~~< 以下 引用 >~~   ■ ウクライナ軍、前線は「極めて困難」 ゼレンスキー氏 ⇒ https://x.gd/XRVi3 ■

 ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は19日、北東部ハルキウ州の前線を視察し、外国からの追加支援が遅延しているため前線は「極めて困難」な状況にさらされているとの認識を示した。

 ロシア軍は侵攻開始から2年となるのを目前にウクライナ東・南部で攻勢を強めており、先週には東部の激戦地アウディーイウカを制圧した。

 一方でウクライナ軍は、米国からの追加支援600億ドル(約9兆円)に遅れが出ている影響もあり、深刻な弾薬不足に直面している。


◆ 私は一般的な新聞社の意見的なニュースはすべて無視し、世界的な評価の高い通信社が伝えるニュースしか見ません。

 私は、通信社は、事実を正確に伝えることを自らの使命と考えているという印象をもっています。[ #事実を正確に伝える ]

 そして、一般の新聞社はそんな通信社が配信したニュースを自分なりに解釈し、社説などとして意見を述べることを自分の使命ととらえているようです。[ #意見を伝える ]

 特に、一般の新聞社は海外の取材網はお粗末。特派員もいないことが多い。国内は自分で取材もできると思いますが、海外は、通信社の取材に頼らざるを得ない現状なのです。

 このことは、私がソウルオリンピック前後に韓国に語学留学した時の通信社の友人から教えてもらいました。

 その友人は日本の通信社記者。自分の通信社の自慢話かとも思いました。しかし、その人の生活態度や関心事などをつぶさに見ていると、彼の話は信じるに足ると思いました。


◆ でも、彼は、博識で信頼できる人でしたが、早死にしてしまいました。

 この友人とは気が合ったので、日本に帰ってからもお互いに連絡を取り合っていましたが、日本に帰って10年くらいして、若くして肝臓をやられて亡くなりました。

 韓国にいた頃には、彼が個人的に取材したがっていた釜山の風俗業界を“テクニカルガイド”として案内してやったりもしました。もちろん、個人的な関係なので無償。

 まぁ、彼が肝臓をやられて早死にするのも、無理もないと思います。

 彼は、連日、ソウル大学や高麗大学などの将来の社会を担う学生を自分の下宿に呼び、片言の韓国語でディスカッションしていました。そして、毎日のように授業に遅刻する。

 私は、そんなことまでする必要はないのではないかと説教したら、“予算はつけてやるから、10年先の取材源を育てるつもり”でやれと“デスク”に厳命されていたらしい。

 韓国は極端な学歴社会。役所や大企業の幹部になる人は、一流大学出身者しかいない。良し悪しはともかく、通信社はそんなことまでして、自分の情報源を育てているのです。[ #情報源を育てる ]

#コラム #ブログ #天眼流 #天の邪鬼 #共感工房

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