共感工房 “NATOがウクライナ支援をやめるのがいい”

◆ まぁ、そうだろうと思います。

~~< 以下 引用 >~~   ■ ウクライナ、ロシアと交渉なし 大統領府長官、英報道否定 ⇒ https://x.gd/NPJYR ■

 ウクライナとロシアが互いのインフラ施設への攻撃停止を交渉しているとの一部報道を巡り、ウクライナのイエルマーク大統領府長官は4日「ウクライナはロシアといかなる交渉もしていない」と述べ、否定した。

 「ウクライナには検討する用意がある」とも指摘し、ロシアとの協議の可能性に含みを残した。ウクライナメディアの取材に答えた。


◆ ウクライナは、アメリカなどが過度な武器支援をしている限り、交渉はしないと思います。[ #過度な武器支援 ]

 そして、ウクライナは、最終的にはNATOに入れてもらい、軍事衝突などが起きた場合はNATO総出でウクライナを守ってもらうことを期待しているのだと思います。

 その点、ロシアはそれほど大げさなことは考えていません。私の想像では、“クリミア半島”をロシア領と国際的に認めてもらえばそれで満足だと思います。[ #ロシア領 ]

 ウィキペデアで“クリミアの歴史”を調べてみて驚いたのですが、クリミア半島は昔から実にややこしい歴史の中にあったようです。(→ 注1)


 蛇足ですが、ロシアという国は、実効支配した地域は絶対に手放しません。実効支配した地域にロシア人を定着させる政策をやられれば、どうにもなりません。[ #実効支配 ]

 それは、日本の“北方領土”の経緯を見ても明らかです。


◆ クリミア半島をロシア領にしないことには、ロシアは満足することはできないと思います。

 理由はふたつある。

 ひとつは、クリミア半島はロシアからアフリカ大陸方面への海上交通の要衝に位置していること。ここにロシア海軍の拠点があれば、ロシアとしては安心できる。[ #海上交通の要衝 ]

 もうひとつは、酷寒のロシアには温暖な保養地がないという点。なので、そんなロシア国民にとっては、クリミアは天国のような気分でのんびりできるところ。[ #温暖な国民の保養地 ]

 私が大好きなソビエト連邦の初代大統領でノーベル平和賞の“ゴルバチョフ氏”も、ここに別荘があった。ここで、大統領としてのストレスをいやしていたのだと思います。


 これは想像ですが、アメリカのトランプ氏がロシアにゴマをするのも、実は、クリミアに東ヨーロッパ最大級のリゾートを建設できる利権をめざしている気がします。

 トランプ氏の財力と政治力なら、それができる。

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●(注1)  “クリミアの歴史”については、ウィキペデアの『クリミアの歴史』をご覧ください。[→ https://x.gd/pYNPo ]

#コラム #ブログ #天眼流 #天の邪鬼 #共感工房

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