天の邪鬼’ @天下をとった気分とは、こういうことなのかも
◆ 昨日は、愛車で耳納連山の尾根筋ツーリングに行ってきました。
たまたま私のシフトの休日とすばらしい天気が重なりました。こんな日に、家に籠っているのはもったいない。すかさず、耳納連山の尾根筋ツーリングに行ってきました。
耳納連山のつつじはほぼ満開ですが、ウイークデーということもあって、高良山のてっぺんにある“久留米森林つつじ公園”以外は人もほとんどいませんでした。
私は、耳納連山ツーリングの醍醐味は、木々の葉の間から差し込む日差しと涼しい風の絶妙感だと思います。それは、尾根筋ツーリングでしか味わえない最高のひと時です。[#尾根筋の道]
◆ 尾根筋の道路は舗装はしてありますが、ちょっと狭い。
なので、車でのドライブはあまりおすすめできません。大型バイクにももうひとつというルートですが、小さなバイクにはちょうどいいルートだと思います。
フルスロットルでも力がないのでそんなにスピードは出ないし、車はほとんど通らないので危なくもないし、運転を楽しめて、けっこうおもしろい。
気分転換などにも最高です。
◆ このルートの途中には“夏目漱石”の句碑などもあって、なかなか風流なところ。
昨日は、“筑後路や 丸い山吹く 春の風”という句碑の傍で一休みしました。思うに、私の感性も捨てたものではない。夏目漱石と似たような感性だと確信しました。
そこは、筑後平野が一望できます。筑後平野を高みから眺めながら、持参したナタデココの缶ジュースとバナナを食べ、誰もいないので、ついでに木陰で立小便をしました。[#夏目漱石の句碑]
ここは、ウグイスも良く来る。私がここに立ち寄る時は、いつもウグイスが鳴いています。昨日も、ウグイスが鳴いていました。
ウグイスの声を聴きながらボケッ~と平穏無事な筑後平野を眺めていると至福の気分。もしかしたら、“天下をとった気分”というのはこんな感じなのかもしれません。[#天下をとった気分]
“天下”とは、“天が覆っている全世界”という意味なのですよね。
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