
題... 制御関係技術は日本の独断場
◆ 最近のサッカーは審判の判定がハイテクになっているらしい。
私は天の邪鬼なので、みんながおもしろがることはおもしろいとは思わない。ということで、サッカーにもあまり関心がありませんでした。
でも、ワールドカップのスペイン戦の試合をニュースで見て仰天しました。ゴールラインから出ているボールを三笘選手がコート内に蹴り戻し、別の選手がゴールしました。
ビデオで見ると確実にゴールラインから出ている(ように見える)感じ。しかし、結果はゴールが認められていました。
解説者の話を聞くと、最近ではビデオカメラを何台も使って各方面から撮り、真上から見る画像でコンピュータが判定する(?)のだとか。
どんなシステムになっているのか知りませんが、真上からの画像では、確かに、ゴールラインにかかっている。つまり、物理的に厳密に判定することになっているらしい。
◆ 私は、そんな技術を誰が開発したのか気になりました。
調べると、ソニーグループの“Hawk-Eye”が開発した“審判補助システム”なるものだとわかりました。この技術は、テニスの試合にも使われているシステムとか。
私は、昨日のブログで“ドローン”のことを指摘しましたが、やはり、この種の制御技術では日本が一番のようです。私は、うれしくなりました。技術の日本の面目躍如。[ #制御技術 ]
審判補助システムは市場規模としてはそれほど大きくはないと思います。でも、この種の技術は、いろいろな方面に展開できそうです。
たとえばGPSシステムなどと連動させれば、高性能なミサイル誘導システムになるはず。ミリ単位の正確な爆撃ができるようになるかも?
ただし、ミサイルは“使い捨て”になるので再利用できない。当然、コストは高くなる。
私は軍事方面には関心がないので、民需方面でどんな展開ができるかが気になっています。昔から、日本は、“自動倉庫システム”なども有名でした。