題... 私にはバカの連鎖に見えます
◆ 今年も流行語大賞の季節になりました。
~~< 以下 引用 >~~ ■ 「3密」「アベノマスク」 コロナ関連語多数―流行語大賞候補 ⇒ https://bit.ly/3evzL04 ■ 今年の世相を反映した言葉を選ぶ「2020ユーキャン新語・流行語大賞」の候補30語が5日、公表された。「3密(三つの密)」「アベノマスク」など新型コロナウイルスに関連した言葉が多数入った。大賞とトップテンは12月1日に発表される。
◆ 私は、今年の流行語大賞には、断然、“アベノマスク”を推します。
誰が言いだしたのか知りませんが、“アベノマスク”は、近年では最高の造語だと思います。“アベノミクス”にひっかけた発想が皮肉的で素晴らしい。
アベノミクスも、当初は的を射た経済政策のようにも感じましたが、中身はほとんど何もありませんでした。私は、“ことばの遊び”だったと思っています。[ #ことばの遊び ] (→ 注1)
アベノマスクも同じ。ちゃんとしたマスクのようにも見えましたが、そもそも、サイズからして普通の大人が使用できる代物ではありませんでした。完全なデザインミス。
私は、安倍首相以外の人があれを使用しているのは、見たことがありません。安倍政権の閣僚でさえ、ほとんど誰も使用していませんでした。
でも、そんな“不良品”のようなマスクを日本中の各家庭に大金を使って配りました。アベノミクスもアベノマスクも、安倍首相らしいとぼけた政策でした。
◆ バカなことは、連綿と連鎖する。
結局、安倍首相は、そんな諸々の失敗が積み重なり、心身のストレスに耐えられなくて持病の心身症が悪化し、任期途中で首相をやめることになりました。
前回首相をやめた時の学習効果もあり、心身症が極端に悪化する前に早めに首相をやめたので、不要な混乱が避けられたのは良かったと思います。
しかも、安倍首相の跡を継いだ菅首相が、これまた“おとぼけ”。安倍首相の政策がことごとく失敗しているのに、安倍政権の政策を完全踏襲するとは、実にバカげた話。
“官僚の忖度”も、安倍政権から菅政権と官僚たちの間で連綿と続いています。森友騒動から日本学術会議騒と、官僚たちの度を越した忖度が続けられています。[ #官僚の忖度 ]
蛇足ですが、日本学術会議騒動を主導したと言われている杉田官房副長官は、議員ではなく官僚。彼は、公安関係の警察官僚だったようです。
天の邪鬼な私流に見れば、“バカの連鎖”という感じ。バカげたことというのは、連鎖するもののようです。[ #バカの連鎖 ]
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●(注1) “アベノミクスは失敗した”ということについては、2020.09.14のブログ 『社会経済の根幹に関わる分野の成長戦略が大切』をご覧ください。[→ https://bit.ly/3kiwhzK ]
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