題... 安倍晋三氏演出の茶番劇の第2幕です
◆ 昨日、高市早苗氏が自民党総裁選挙に正式に立候補したニュースが伝えられました。
まぁ、立候補するのは自由。都知事選挙なども目立ちたい人が大勢立候補します。[ #目立ちたい人たち ]
しかし、自民党総裁選挙への立候補は国会議員20名の推薦がないと立候補できないので、力のない国会議員では立候補すら難しい。
国会議員の多くは、自分の選挙で手一杯。人のことに本気ではかまっていられません。
ということで、無派閥の高市早苗氏は立候補も難しいと思っていたのですが、この人の場合は、最大派閥の安倍派(細田派)が応援してくれるらしい。
どうしてまた、安倍氏が、政治家として二流の高市早苗氏を担ぐのかもうひとつ理解できませんが、昨日テレビで見ていて理由がわかりました。
◆ 高市早苗氏のウリは、“アベノミクス”と称する経済政策の焼き直しで、“サナエノミクス”とか。
高市氏は“おべっか使い”。サナエノミクスにも“三本の矢”がある。 “金融緩和”と“緊急時の機動的な財政出動”と“大胆な危機管理投資と成長投資”ということでした。[ #おべっか使い ]
私は、あまりの経済センスのなさに驚きました。アベノミクスはすべて失敗してしまった政策。失敗した政策を踏襲してどうするつもりか、理解に苦しみます。
アベノミクスで失業率は少し下がりましたが、それは、高齢化の急速な進展で日本人の働く層が減ったからで、産業育成などで新しい雇用を創出したからではありません。
アベノミクスの肝入り政策だった“インバウンド”や“統合型リゾート開発”などはすべて壊滅しました。見事なほどの失敗でした。(→ 注1)
アベノミクスの失敗は、コロナパンデミックの不運もありますが、本質的にはアベノミクスの“筋の悪さ”が原因です。外国人頼みでは如何ともし難い。[ #筋が悪い経済政策 ]
アベノミクスの結果として残ったのは、日本人の平均賃金が先進国最低になったことと格差が深刻化したことくらい。良いことは何もなかったのです。[ #良いことは何もない ]
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●(注1) アベノミクスが失敗政策だったことについては、2021.09.05のブログ『野党も拍子抜けするコメントでした』をご覧ください。[→ https://bit.ly/38UIK9n ]
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