共感工房 “単純明快ゴロの良さは知的レベルの低い人にウケる”

◆ まぁ、そんなところだと思います。

~~< 以下 引用 >~~   ■ 「ハリス大敗は当然の帰結」──米左派のバーニー・サンダース上院議員が吠える ⇒ https://x.gd/QutVV ■


<まず白人労働者を見捨て、それからヒスパニック系と黒人の労働者を見捨てた民主党が、労働者に見捨てられたのは当然だ>


 米大統領選でカマラ・ハリス副大統領がドナルド・トランプ前大統領に敗北したことを受けて、2016年と2020年の米大統領選で民主党から立候補して若者旋風を巻き起こしたバーニー・サンダース上院議員(バーモント州選出、無所属)が民主党を厳しく批判した。

 歴史的な大接戦が予想されていた今回の大統領選だが、蓋を開けてみればトランプが7つの激戦州すべてを制覇する勢いで当選を確実なものにした一方で、ハリスは有権者から十分な支持を得られなかった。

 サンダースは、米国民が「怒りを抱え、変化を求めている」なかで民主党指導部が「現状維持」を良しとしたことを厳しく批判した。

 「いつしか民主党を支配するようになった富裕層や大企業、高給取りのコンサルタントたちは、この惨憺たる選挙結果から真の教訓を学ぶことができるだろうか。何千万人ものアメリカ人が感じている痛みや政治的な疎外感が、彼らに理解できるだろうか」とサンダースは嘆く。

 ハリスがトランプに敗れた理由について、民主党内では既に意見が割れている。進歩派は、ハリスの敗因は彼女が中道寄りの戦術を取ったことだと批判。ハリスがイスラエルを支持したために、アラブ系の有権者が多いミシガン州で支持を失ったという主張もあった。


◆ トランプ氏の“アメリカ・ファースト”というスローガンは実にわかりやすい。[ #トランプ氏は戦争嫌い ]

 これは、“私は、まずは、アメリカ国民の幸せを最優先します”という決意表明だと感じます。

 言いかえれば、“経済にしても軍事にしても、アメリカに直接的メリットのない政策はやりません”という意味だろうと思います。

 それなら、トランプ氏がウクライナではなくロシアに肩入れしたがるのも納得できる。

 ロシアは、これまで、いわゆる西側諸国と敵対する類の政策をとっていたので、当然と言えば当然。だから、西側諸国は、ロシアの台頭を制限する政策をとらざるを得ない。

 でも、本質的に戦争嫌いのトランプ氏は、できれば、ロシアとも仲良くしておきたい。[ #トランプ氏は戦争嫌い ]


◆ 蛇足ですが、トランプ氏は“アメリカ・ファースト”を吹聴していても、いわゆる“愛国者”というわけではありません。

 トランプ氏が若い頃のアメリカの同年代の若者は、みんな徴兵されてベトナム戦争に従軍していますが、トランプ氏は手立てを尽くしてベトナム戦争から逃れていました。[ #徴兵逃れ ]

 戦争好きな人は多くはないとは思いますが、戦争好きでなくても徴兵されれば戦争に行かざるを得ない。トランプ氏が本質的に戦争嫌いなのは明らかだと思います

 それなのに、イスラエルに対しては頑なに支持するというのが、私は、ユダヤ教徒でもないトランプ氏がなぜそうなのか、もうひとつ理解できないのです。

 単純に、イスラム教徒が嫌いなのですかね?


◆ ともかく、アメリカ国民には、意外なことに、知的レベルが低く頑なな保守タイプの人が多い。

 それは、アメリカは移民の国ということもあります。移民は、総体的に経済的には恵まれていない人が多く、柔軟で臨機応変な考え方ができるタイプの人はむしろ少ない。

 私は、アメリカ社会の底辺層にそんなタイプの人が多い気がしています。

 選挙となれば、トランプ氏の“アメリカ・ファースト”というスローガンは単純明快でゴロも良いので、知的レベルの低い人にはウケるのでしょうね。

 知的レベルの低い人に面倒くさいことを言っても、相手にされません。トランプ氏は、そんな世間を煽る手法を“プロレスのマイクパフォーマンス”で身につけたようです。[ #マイクパフォーマンス ]


 こうなると、日本や中国には厳しくなりそう。軍事もそうですが、中国や日本からの輸出については露骨な高い関税をかけ、国内製造企業を保護することになりそうです。[ #国内製造企業を保護 ]

#コラム #ブログ #天眼流 #天の邪鬼 #共感工房

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