共感工房 “日本は先進国ではなくなった”

◆ まさか、“1人当たり”でも韓国に抜かれてしまうとは、もはや日本は先進国とは言えません。

~~< 以下 引用 >~~   ■ 韓国に抜かれ22位に=日本の1人当たりGDP―内閣府 ⇒ https://is.gd/jxumnw ■

 内閣府が23日発表した国民経済計算の年次推計によると、2023年の日本の国民1人当たり名目GDP(国内総生産、ドル換算額)は、前年比約0.8%減の3万3849ドルだった。経済協力開発機構(OECD)加盟38カ国中22位となり、21位の韓国を下回った。

 22年も韓国の計算基準が変更されたため、韓国21位、日本22位に見直された。韓国に抜かれるのは、比較可能な1980年以降で初めて。対ドルで円安が進行したことなどが影響したとみられる。


◆ 私は、すべて、“行き過ぎた円安”のせいだと思っています。

 円の価値が低いためにドルベースの経済指標などはどんどん落ちてしまいます。実は、2000年頃は日本は1人当たりのGDPではトップ争いをしていました。

 あの頃は、日本経済は“日の出の勢い”。1人当たりのGDPは高ければいいということでもありませんが、行き過ぎた円安は“百害あって一利なし”なのです。[ #日の出の勢い ]

 今の日本は“日が沈む”感じ。経済界は相変わらず頑張ってくれてはいますが、日本の政治家たちはロクでもないことにうつつを抜かし、大切なことを放置する。[ #日が沈む ]

 所詮、経済も政治(政策)次第なのです。為替が円安すぎるので、食料品やエネルギーや工業原料などの多くを輸入に依存しているわが国は、輸入物価は止めどなく上がる。

 そして、日本人のドルベースの賃金はどんどん下がるのです。


◆ まぁ、円安だと輸出競争力は多少は上がります。つまり、外国で日本製品は売りやすくなる。

 でも、輸出が増えてくると、今度は、貿易摩擦が深刻になってきます。次の大統領のトランプ時代になると、関税も上げるとトランプ氏は明言しています。

 要するに、日本にとっては、現実には円安のメリットはほとんどないのです。[ #日本に円安のメリットはない ]

 それなのに、政治家たちの多くは、円安をまるで正しいことかのように錯覚しています

 なぜかは知りませんが、彼らの現実を知らないトンチンカンな頭には、円安は正しいことのように映っているのでしょう。私流に見れば、彼らはアホなのです。

 麻生太郎氏や前の日銀総裁の黒田東彦氏などはその典型でした。彼らは2人とも九州男児のはずなのに、まさか頭でっかちのアホだったとは同郷の者として残念に思います。

#コラム #ブログ #天眼流 #天の邪鬼 #共感工房

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