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【日帰りバスツアー】室蘭ご当地グルメからの鵡川ししゃもづくし

鵡川で食べた生ししゃもの美味しすぎる衝撃が忘れられず「母親にもぜひ食べてもらいたい」と、その機会を虎視眈々と狙うこと3年。

今年9月にその希望が叶うバスツアーを発見し、秒で申し込んだ後、約2ヵ月にわたり出発を心待ちにしていた。

そのツアーが「室蘭ご当地ランチとししゃもの町 鵡川・大豊寿司で食す!生ししゃも」である。

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鵡川の中でも大豊寿司は老舗の人気店。

まさかバスツアーで立ち寄ることができるとは思ってもみなかったので、テンションが上がり過ぎた。

母親とも「楽しみだねー」と会うたびに話ながら待ちに待った当日。

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札幌はあいにくの雪だったが、旅先の室蘭や鵡川は晴れ予報だったので「きっと天気に恵まれるだろう」と期待してバスに乗り込んだ。

定番グルメをグッとこらえた中山峠

しばらくミステリーバスツアーしか参加していなかったので、あらかじめ行程が分かっているバスツアーは久しぶりだった。

どこに行くのか分からないドキドキ感も楽しいが、あらかじめ分かっている行き先で何をやるか考えるのもそれはそれで楽しみでもある。

今回、最初の目的地は中山峠だったが「ランチは11時30分頃で比較的ボリューミー」という情報があったので、定番の「峠のあげいも」も「中山チキン」もグッとこらえた。

これがミステリーだったら間違いなく買い食いをしていたと思う(笑)

ちなみにこれが峠のあげいもである。

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次に中山峠に行った時はぜひ食べたいと思う。(来月かな?!)

突風の洗礼を受ける街・室蘭

中山峠は猛吹雪で驚いたが、峠を降りた頃から天気予報通り太陽が顔を出してきた。

バスは順調に室蘭に向かい、白鳥大橋からは室蘭工場群も見えてきた。

(室蘭工場群の観光は夜景が断然オススメ!)

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車内では、白鳥大橋を渡り切ったころからランチの案内が始まった。

今回のランチは「室蘭ご当地グルメ」ということで、ご当地グルメ好きとしては非常に興味のあるメニュー。

室蘭と言えば…。

やはり「カレーラーメン」と「焼き鳥」(という名の豚串)。

そして「黒ソイ」で今回はちらし寿司だった。

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ツアーの団体客向けの食事なので、過度な期待はしていなかったが、想像通りのボリュームとクォリティー。

一番期待していなかったのはカレーラーメンだったのだが、出来立てということで美味しかった。

また、黒ソイのちらし寿司は冷めていても酢飯ということもあり美味しく食べられた。

残念だったのは焼き鳥丼。

冷めていたのは想定内だったが、とにかくお肉が硬くて衝撃的…。

串から外すこともできずかぶりついたが、治した前歯がまた欠けるのではないかとヒヤヒヤしながら食べることとなった。

味付けは美味しかっただけに残念だったが、全体的に思っていたよりは美味しいランチをいただくことができたので満足である。

食事の後はかなり長めのフリータイムがあったので、少し足を延ばして旧室蘭駅舎に行ってみた。

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旧室蘭駅舎に隣接するぽっぽらん広場にはSLが展示されて見ごたえ抜群だった。

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駅舎の中は広い休憩スペースになっているが、奥には展示コーナーがあるので、展示品や展示パネルから駅の歴史を感じることもできて面白い。

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特にレトロな駅の看板は味があってただただ圧倒された。

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休憩スペースの一部は電車の中を再現していて、子どもたちが楽しそうに座っておしゃべりをしていたのも印象深く、素敵な空間だなと感じた。

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一通り楽しんだ後「そういえば外観全体を見ていない」と気づき、慌てて反対側の道路へ。

旧室蘭駅舎は、横長で重厚感のあるつくりだった。

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このまま集合場所まで戻ろうとも思ったが、まだ集合時間までゆとりがあったので5分ほど歩いて現在の室蘭駅にも行ってみた。

とにかく突風が強くてめげそうになったが無事にたどり着いた。

(寒すぎたのか私も母親のスマホも電源が落ちたのにはビックリ!)

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特に見どころがあるというわけではないが、小さな売店があり、待ち合わせスペースは広い印象だった。

その後はバスに乗って道の駅「みたら室蘭」へ。

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ここでのお目当ては何と言っても室蘭うずら園の「うずらんソフト」!

何度か食べたことがあるソフトだが、やはり「本場の室蘭で食べたい!」と張り切ってパフェを注文した。

(ヒヨコのクッキーがかわいすぎる。)

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バスツアーの特典で「室蘭うずらのプリン」のプレゼントもあり、室蘭のご当地グルメを食べつくした後だったが、すべて美味しく完食(笑)

持ち帰るという選択肢もあったが、目の前に好物があれば食べるのが私なのである。

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美味しいスイーツを食べ終えた満足感からテンション高く海辺に出たところ、重いかげず突風の洗礼を受けることになった。

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青空が広がる晴れやかな空だったが、とにかく突風が強すぎた。

室蘭駅の時もすごいと感じたが、ここでは10倍近く突風だったと思う。

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今にもスマホを落としてしまいそうなくらい足元も安定せず、風にあおられまくりながら何とか1枚パチリ。

実は私は室蘭に来るたびに突風の洗礼を受けている。

地球岬ではコンタクトやマフラーを飛ばされ、室蘭工場群の夜景を見に行った時は風にあおられて停車中のバスに衝突…。

今回はそこまで大きなインパクトはなかったが、私の中で室蘭は突風の街なのである。

(それでも大好きな街だから、めげずにまた行く!)

念願のたらこ詰め放題!

室蘭グルメと観光を楽しんだ後は、虎杖浜の大漁番屋へ行ってきた。

日帰りバスツアーの定番中の定番スポットではあるが、私は行く機会がなく今回が初。

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虎杖浜といえば、やはり「たらこ」なので、迷わずたらこ詰め放題をやってみることにした。

ビンの大きさは大中小と選べ、蓋が閉まればOKというシンプルなルールだが、想像以上にたらこをビンに詰めるに苦戦(汗)

店員さんに厳しく?指導されながら、何とか5腹ビンに入れることに成功した。

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ビンに入れ終わったあとは、もはや「たらこ」だと言われないと分からない状態になっているが、隙間なくしっかりと入れることができたので大満足である。

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家族の想い出・ウトナイ湖

たらこ詰め放題を楽しんだ後は、苫小牧のウトナイ湖へ。

ウトナイ湖は5年ほど前に両親と弟夫婦と一緒に行った楽しい想い出が残る場所で、久しぶりに来れて嬉しかった。

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ウトナイ湖は「白鳥がくる湖」として有名だが、今年は例年よりも白鳥は来ていないようである。

この日も遠くに一羽確認できただけだったが、逆に美しい湖自体の澄んだ景色を楽しむことができた。

ただやはり白鳥が見たかった方には、残念な風景だったかもしれない。

…と感じていた時に、ほぼ同時に左右から聞こえてきた言葉があった。

私は目の前の景色に過去の想い出を重ねながら「よしっ!」と気合が入った感覚があった。

きっと空の上から父がエネルギーを分けてくれたのだろうと勝手に解釈している。

旬の味・鵡川の生ししゃもづくし

バスツアーも終盤に近付き、鵡川の生ししゃもづくしを食べる時間が近づいてきた。

直前にししゃもの買い物を楽しんでいたこともあり、頭の中はししゃもでいっぱいの状態で目的地の「大豊寿司」に到着した。

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ランチに続き、団体ツアーということで既に配膳済みの状態ではあったが、逆に着席後すぐに食べ始められるという贅沢な状況だった。

握り5貫と卵の軍艦、そして天ぷら。

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この季節しか食べることができない旬の味を堪能でき至福のひと時を過ごすことができた。

実費で追加注文もできたが、室蘭で間食をし過ぎていたこともありお腹と相談して今回は断念…。

「来年はもっと生ししゃもをたくさん食べるぞ!」と意気込んで店を後にした。

(鵡川と言えば、カネダイ大野商店もオススメ!)

次回予定しているバスツアーは2月下旬!

久しぶりに知床と層雲峡に行く予定なので、今から楽しみすぎてソワソワしている。

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