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【ミステリーバスツアー】サクランボ狩りと食い倒れの旅

年に2~3回くらい日帰りバスツアーに行くのが楽しみな私。

いつも一緒に行くのは母親で、選ぶツアーは美味しいものが食べれるかどうか。あと「ミステリー」という言葉に妙に興味がわき、ミステリーバスツアーにも良く参加している。

ということで、今回参加してきたバスツアーは「おにぎり・アップルパイ・シフォンケーキ付き 季節の花鑑賞とサクランボ狩り食べ放題ミステリー」。

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これでもかというくらい食べ物が充実していて、私がこよなく愛するサクランボ狩りが楽しめるということで、かなり好みのツアー内容だった。

私が参加したのは7月15日。
旅の記録はすぐに公開したいところだが、ミステリーバスツアーはネタバレ御法度である。

そのため、若干シーズンがずれてしまうけれども、全スケジュールが終わったタイミングなので、どんな感じだったがざっくりだけど振り返りスタート!!

候補地は…由仁?余市?それとも?

ミステリーバスツアーの楽しみのひとつは「どこに向かうか?」予想を立てることである。

札幌駅を出発しどこに向かうのか?
今回はサクランボ狩りをするということもあり、ベタな選択としては由仁か余市と思っていたが、前日に余市には行っていたので全力で余市ではないことを願った。

バスはどんどん北上していき、全く想像できない方向へグングン進んで最初の目的地に到着。

思いもつかなかった場所「道の駅石狩 あいろーど厚田」である。

2018年4月にオープンした新しい道の駅で、とてもモダンな佇まい。
売店などは小さいが、2階には鰊そばやピザなど食事も食べることができるスペースがあるので、ゆっくり休息をとることも十分できそうな空間だった。

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今回は万全な空腹具合でサクランボ狩りに望むべく、ここでは何も食べないと決意。(誘惑に勝った!!えらいぞ笑)

そして空腹を紛らわすため、外に出て海を眺めてみることにした。

あいにくの曇り空だったが、海が青く見えるくらいの日差しは出ていてとても綺麗だった。

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普段見れない海も楽しめた「道の駅石狩 あいろーど厚田」を出発し、バスはひたすら日本海を眺めながらオロロンラインをさらに北上。

そして、いよいよサクランボ狩りをする場所に到着した。

が、到着したのはサクランボ狩りができるとは全く思ってもみなかった「浜益」である。

由仁でも余市でもなく浜益。私の中に第3の選択肢が誕生した瞬間だった。

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今回のバスツアーで最も楽しみにしていたのがサクランボ狩り。

かなり気合十分でバスを降り、サクランボの木に向かったが思わぬ光景にたじろいでしまった。

手が届く範囲にほとんどサクランボがない……涙

完全に想定外である。

もちろん脚立は何個も常設されていたが、先に来ていた方がすべてキープしていたため、バスツアーの乗客にまわってくるのは数脚だけ。

その数脚を45人の乗客全員が使うことはできないので、比較的背が高い私は頑張って手を伸ばすことにした。

サクランボを食べながら果樹園を探索すると、手が届く範囲にも大量のサクランボがあったので、結果としてお腹は十分に満たされて大満足!

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初めて見る黄色いサクランボに驚いたり、サクランボの品種も4種類くらい食べ比べできたりと、とても楽しい時間になった。

本当は自分で採ったサクランボをお土産にしたかったけど、手が届く範囲ではお土産用までは確保できず、果樹園の方が用意してくれていたサクランボをお土産に。今度は1か月くらい早く来たいなと思いながら、果樹園を後にした。

その後、さらにオロロンラインを北上し「白銀の滝」で降車。

ちょこっと記念写真を撮りつつ、マイナスイオンで癒されてきた。

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歴史ある街で食べ歩き

その後またまたさらにオロロンラインを北上し、次の目的に「増毛」へ。

増毛は自由散策ということで、母とどこに行くか相談したところ「とにかく食べよう」ということで意見一致した。

さきほどお腹いっぱい食べたサクランボはもうすでにどこかに消え去ったのだろうかというくらい普通にお腹がすいていたので、色々食べてみた。

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国稀酒造の隣にある「鈴木かまぼこ店」のえび天。

かま栄よりも弾力があり、味もしっかりしている感じでとても美味しい。

しかも心遣いが温かい店員さんで、母とシェアして食べると知り、わざわざ2つにカットして渡してくれた。

本当に心温まるお店なので、増毛に行った際はぜひ立ち寄ってみることをオススメしたい。

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そしてもうひとつオススメなのが「旧増毛駅」で買えるタコザンギ。

これ相当美味しい。バスツアーについてきたおにぎりのおかずに買ったが、白米と本当に合う。

濃い味でタコの弾力がしっかりあり、噛めば噛むほどうまみが出てくる感じである。

もう少し時間があれば歴史建造物も見たいところだったがタイムアップとなったので、それはまたの機会にしようと増毛を後にした。

まさかのひまわり?!

相当オロロンラインを北上していているが、そろそろ右折するだろうと地図を見たら「北竜町」の文字を発見!

バスの中も「季節の花鑑賞」は「ひまわり」ではないかと色めきだっていたので、私もすっかり「大好きなひまわりが見れるのか?!」とウキウキしたが、あっけなく北竜町は素通り。

それも仕方がない。なぜなら7月中旬にはひまわりはまだ咲いていないのである。

ひまわり好きとしては知っていたはずの情報だが、この時はすっかり頭から抜け落ちていた。浮かれすぎると冷静な判断ができない、良い事例となった。

北竜町ではないと変わったら次のターゲットはひとつしかなかった。

その町は「秩父別」。

3年前に両親とバスツアーで訪れた「秩父別ローズガーデン」が季節の花鑑賞の場所だった。

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300品種、3000株のバラがあるローズガーデンは少しシーズンが過ぎ去っていたこともあり、枯れていたところもあったけれど、それでも十分楽しめた。

私にとっては他界した父との想い出の場所でもあるので、父が一緒にいるような気がして、ちょっと思いふけりながら綺麗なバラを眺めていた。

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と、ここでいつもならバラのソフトクリームを食べるところなのだが、今後の予想として「砂川に行くのでは?」という想いがあったので思いとどまった。

砂川と言えばスイーツロードが有名で、きっとスイーツを食べる機会があるはず。それなら今じゃないなと、ひまわりの時とは別人のような冷静な判断をしていた。

やっぱり砂川、スイーツロード

「秩父別ローズガーデン」の後の行程は、ほぼ想定内に進んでいった。

予想通りバスは砂川に向かい、まずは「北菓楼 砂川本店」へ。

正直札幌でも北菓楼は食べれるし、北菓楼のソフトクリームも何十回も食べているのだが、本店マジックなのか……どうしても食べたくなり、ここでソフトクリームを食べることにした。

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既に夕方になっていたが、気温が高くすぐにとけてきたので、猛烈な速度で食べつくした。

そして砂川の定番スイーツ「ナカヤ菓子店」のアップルパイをピックアップし、その後は美唄の「すぎうらベーカリー」でパンのお買いもの。

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すぎうらベーカリーも札幌で買えて何度も食べていたのであえてパンを買うつもりはなかったが、ご年配の店員さんが一生懸命試食のパンを出してくれて、本当に熱心な接客をしてくださっていて心が打たれた。

気づけば母と二人そろって行列のレジに笑

すぎうらベーカーリーのパンは札幌でも買えるし、またリピートしよう。

そしていよいよ最終目的地である岩見沢の「ノースファームストック」へ。

店内とにかくおしゃれなものしかなく、ここで買う感じでもないかなと購買欲は駆り立てられなかったが、せっかくなので瓶詰めのピクルスを買ってみた。

ちなみに情報によると嵐の松潤が「北海道ハニーナッツ」なる商品を絶賛していたらしく、とても人気商品らしい。

こちらのお店の商品も札幌で買えるので機会があればチェックしてみようと思う。

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バスツアーはお得感満載

こうして全行程を終えて帰路につき、鞄を整理していると中からお土産がたくさん出てきた。

ツアーでもらえるスイーツのお土産である。

シフォンケーキにアップルパイ、おまんじゅうに自分で買ってきたサクランボにパン。

こまごまお土産もついて、おにぎりの軽食付き。

走行距離のガソリン代や高速道路代など諸々考えると、6,990円はお得だと思う。

私はすっかりペーパードライバーで主体的にドライブには行けないし、移動中はすぐ寝るタイプなので、その点バスツアーは気兼ねなく寝れるのもありがたい。(運転手さんに心から感謝!!)

時間の制約や行きたくないところも行程に含まれているところはデメリットだけれども、自分が楽しめるツアーを選べば本当に楽しく旅行ができると思う。

毎月届くパンフレットを見ながら、次はどこに行こうと妄想しながら楽しむ時間は最高に楽しい。

今度はどこに行こうかな。

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