直接入力できる新型コロナワクチン接種予診票PDF
今朝、SNSをチェックしていたら、新型コロナワクチン接種の予診票をブラウザで出力できるシステムを大学生が開発したという、ITmediaの記事を見かけました。
普段、弊社業務システムのバックグランドではPDFをよく使っていることから、私のアンテナがピンと反応します。
予診票ジェネレータ(https://vaccine-yoshin.herokuapp.com/)上で必要事項を記入すると、サーバー上でPDFを生成してダウンロードできるようになっています。
PythonとReportlabで構築されているようですね。
このサイトでは入力された情報はサーバー上で残さず作成時にのみ利用する構造にしてあるとのことですが、人によっては個人情報、特にセンシティブな内容の入力をためらう方もいらっしゃることでしょう。
でも、手書きするのもなぁ・・・っという方にオススメする方法があります。
PDFはPDFでもPDFフォームを埋め込んだ予診票PDFをダウンロードして、自分のスマホやPCで入力して印刷する方法があります。
仕事柄、PDFフォームをよく作って使っています。
早速、ポチポチッと予診票PDFを作っちゃいました。
厚生労働省のホームページで公開されている予診票PDFを基にPDFフォームを作っていきます。
できた予診票PDFはこちらからダウンロードできます。必要事項を入力後、印刷してご活用ください。
上がファイザー・モデルナ用予診票、下がアストラゼネカ用予診票です。
●ダウンロードしたPDFはAdobe社純正のAcrobat Readerで開くようにしてください。ビューアーによってはPDFフォームが編集できません。
●予診票を印刷する際は、印刷画面で「カスタム倍率」を選択し、倍率を100%として印刷してください。
この予診票PDFに入力した内容は保存しておいておくことも可能です。
この予診票のような書類、PDFで公開されていることはありがたいのですが、できればそのまま入力できるよう、PDFフォームになっている良いなぁと思います。
直ぐに情報を打ち込んで活用できますし、PDFフォームになっていれば、電子申請で利用すれば、後からデータの取り出しも容易なので、申請書を見ながらデータ入力、OCR入力といった作業が不要になりますし、作業中に起きるミスもなくなります。
紙の申請、電子申請どちらにも対応しますから、特に国や地方公共団体の皆様には、入力しづらいExcelシートやPDFフォーム化されていないPDFではなく、PDFフォームで各種書類を公開していただけるとホントありがたいです。
ご検討をよろしくお願いいたします。m(_ _)m