成長を実感できる4コマワークショップ
さぁ、4コマを15分で書いてみよう。
急にそんな状況になったらどう思うでしょうか?
きっと「4コマなんて本当にかけるのだろうか?不安だなぁ」と思う人が多いと思います。
ましてや周りに10名ぐらい知らない方がいる場です。
第18回目の4コマワークショップでは、半ば強引に後輩を誘ったこともあり、会がはじまる前の彼を見たらまさにそんな顔をしていました。
1つ目の4コマのテーマは、「買い物」について。
「さぁ、15分で書いてみましょう!」の合図で4コマワークが始まると隣りに座っていた彼は最初は悩んでいましたが、主催している私よりも先に持っている鉛筆が動き始めていました。15分が経ち、4コマの説明を始めたときも多少、不安があったかもしれませんが、自分で考えた4コマだからでしょう、しっかりとオチのある話を自分の言葉で語っていました。
2つ目のテーマは、「日常」について。
このときには、もう不安がなさそうに4コマを書いていました。
3つ目のテーマは、秋について。
ふと、書き終えた彼を見ると自信に満ちた顔をしています。
さぁ、彼の番になり4コマの内容を語りはじめました。もうそこには不安よりも自信に満ちた彼がいました。聞いてもいないのに、「最後の一コマ、悩んだんですけど、失恋を表現したくてベンチを悲しそうに書いてみたんです。自分でこんな表現ができるとは思っていなかったですけど。。。」
半ば興奮気味に話していました。
参加者からもその「表現いいね!」「オチが面白い!」「秋になると失恋って、、、わかるわ~」と大盛り上がり。気づけば初めてあった10名が、オチの失恋ネタで場が盛り上がってるではないですか。
4コマワークショップ終了後に彼に話を聞くと、
「最初はほんとに不安だったのですが、いざ書き始めてみると、意外と書けましたし、思わぬ自分自身への発見もありました。また参加者それぞれの4コマの視点が面白くて、それに刺激されたのか、最後の4コマは自信を持った表現で書けたのかもしれないです。
なんかわずか数時間で、しかもわずか3つのテーマで4コマを書いただけですけど、成長を実感できました。」
と話してくれました。
実は「不安」や「できないかも」という考えは、ただの思い込みであることが多いです。
経験していない未知のこと故に恐れてしまい、食わず嫌いになっているのかもしれません。
けどそういう不安や未知なものほど成長のきっかけになるもの。
是非、4コマワークショップに足を運んで、苦手を通じて自らの成長を実感してみませんか。
年内の4コマワークショップは、10月18日(木)、11月15日(木)、12月12日(水)に開催します!
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