【代官山から世界へ!】三上結香の今までとこれから〜安定志向の会社員が起業して経営者になった話〜
皆さん、こんにちは。三上結香(みかみゆか)と申します。
noteをご覧いただき、ありがとうございます!
■三上結香(みかみゆか)の経歴・略歴・キャリア
■メディア掲載実績(一部抜粋)
■TOPICS
第77回カンヌ国際映画祭(Festival International du Film de Cannes)に行ってきました!フランスは、留学時代の友人に会いに行った2010年ぶり。
レッドカーペットを歩かせていただいたり、ハリウッドスターにも会えたり、日本の映画業界に携わる錚々たる方々にもお会いしてきました。
映画の世界って、面白い!
さらに興味を持っていただけた方は、下記へどうぞ。
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京都生まれ滋賀育ちのそろばん少女
私は京都で生まれ、大学を卒業するまで滋賀県で育ちました。
家の中ではいつも誰かが歌って踊っているような、兄弟3人の誰かしらの友達が家に遊びに来ているような、そんな賑やかな家族です。
両親はどちらかというと放任主義で、あれしなさい、これしなさい、と言われた記憶がほぼありません。おかげで、習い事も学校選びも部活も、何をやって何をやらないかもすべて自分で決めて、両親には事後報告するのが我が家の当たり前でした。
私は幼い頃から水泳やピアノ、習字やそろばんを習っていましたが、どれも頑張っていたかというと「そこそこ」。しかし、教室に通うと必ず最後にお菓子をもらえたそろばんには唯一ハマって、小学校4年生の時には段位を取得し、市の大会、県大会、近畿大会、全国大会と出場。結果、私の部屋やリビングは、そろばんのトロフィーや賞状でいっぱいに埋め尽くされました。
今から振り返ると、そろばんを通して努力して結果にすることの面白さを学びました。また、大会ごとに新しいそろばん仲間ができたことから、結果が変わると付き合う人が変わることも覚えました。
結果を出すことが親孝行だと思うようになったのもこの頃だと思います。やりたいことを自由にやらせてもらえてきたのは本当に両親のおかげなので、心から感謝しています。
▼滋賀県出身ということで、滋賀報知新聞に掲載していただきました。
海外に目を向け続けた同志社での学生時代
私は中学受験をし、大学を卒業するまで京都の中高大一貫校である「同志社」にお世話になりました。小学校4年生の時に初めて親戚が住むアメリカに行ったことがきっかけで、学生時代は常に海外に目を向けていることが多かったです。
具体的には、ホストファミリーとして海外学生を受け入れたり、私自身も交換留学生として現地の高校に通ったり、バックパッカーとして海外旅行に行ったり。その他、語学学校や現地ボランティア、そして長期留学まで。振り返ると、海外に携わることは学生時代にほぼ経験したような気がします。
学生時代に行った国・地域は、アメリカ、オーストラリア、カナダ、スペイン、イタリア、フランス、タイ、香港、中国、ペルー、ボリビア、チリ、アルゼンチン。社会人になってからも、韓国、ベトナム、マレーシア、シンガポール、エジプト、モロッコ、コスタリカ、メキシコ、モルディブ、そしてモナコと現在進行形で更新中です。
みなさんもおすすめがあれば、ぜひ教えてくださいね!
海外経験によって得たものは非常に多く、大学を卒業する頃には世界中に友達ができ、どの国に行っても会いたい人がいることはとても幸せなことだと思います。さらには、将来を考える上でも常に海外を視野に入れて考えられるようになり、人生の幅が広がる経験ができて本当によかったです。
▼同志社の卒業生に向けた広報誌に取り上げていただきました。
アルゼンチンのディテラ大学(Universidad de Toruato Di Tella)への留学経験についても書いているのでぜひ読んでみてください。
就職で上京し、その後すぐに起業したきっかけ
アルゼンチンでの長期留学からの帰国後は、NTTコミュニケーションズ株式会社への入社を決めて上京しました。リーマンショック直後だったため、安定志向の私は「絶対につぶれない」ということを最優先事項にして、大企業を中心に就職活動をしていました。
しかし、社会人1年目の入社後まもなく、私は起業することを選択しました。
きっかけは、会社の先輩を通じて出会った、経営されている方々の存在です。今でこそ美容関連の事業に携わっていることから、「元々美容に興味があったのか」「お店を出したかったのか」「好きなことを仕事にしているのか」など聞かれることが増えましたが、実際はそうではありません。
たしかに、ビジョンを掲げて仕事をする経営者への憧れはありました。常に目標が明確で、毎日達成感に満ち溢れて仕事を楽しんでらっしゃる姿を見て「私もそうなりたい」と思いました。過去、そろばん大会の表彰台の上で味わった達成感や喜びを、人生通して味わい続けたいとも思いました。成長願望や成功願望もありました。
でも、それよりも当時の一番の本音は、「将来困らないために、安定したい」でした。
部活や留学だけでなく、学生団体に所属したり資格を取得したり、アルバイトやインターンをするなどさまざまな努力をしてきました。それは安定志向ゆえ、自分の市場価値を高めなければならないと思っていたからです。
しかしこれからの時代、真に安定するためには、本当の意味で市場価値を高めるためには、自分で稼ぐ力を身につけなければならないと感じていました。だから、安定するために起業、だったのです。
▼起業するまでの生い立ちは、下記のマガジンでもまとめていますので、もしよければお読みください。
現在の事業内容
起業を決めたあとは、約3年かけて会社の仕事と並行しながら準備をし、主に集客をメインにした経営コンサルタントとして独立しました。
現在は法人3社を経営しながら、複数のベンチャー企業の立ち上げをサポートしています。代官山で美容関連の店舗とサロンを経営し、執筆や講師業、キャリア支援や人材育成にも携わっています。他にも、プライベートスペースの運営やファッションブランドの立ち上げ、広報・PRコンサルティングなど、やっていることを聞かれると自分でも数えきれないくらい、多岐にわたります。
style table DAIKANYAMA 代官山本店
エシカル、サスティナブル、ヴィーガンをコンセプトにしたエシカルビューティーショップ「style table」の代官山本店を運営しています。スキンケアやコスメ、ヘアケア、ボディケア、食品、雑貨など身の回りのものをエシカルにすることで、未来の地球をも守る「エシカル消費」を推進しています。
style tableは2019年にオープンして以来、次々と商業施設から引き合いがあり、現在は東京、大阪を中心に日本全国で11店舗展開しています。取り扱う商品は「7つのエシカルテーマ」に沿って、原料や製造過程にもこだわった、健康や地球環境にいいものを厳選しています。
ご自身の健康や、大事な人の健康、そして地球環境の健康に良い商品を販売しているので、ぜひ遊びに来てくださいね!
エシカルやSDGsに対する企業の取り組みについての講演/セミナー
style tableは、まだエシカル消費が世に浸透していなかったときに立ち上がったブランドでもあるため、エシカル消費とはどのようなものなのか、持続可能な社会の実現とビジネスは具体的にどのように共存するのか、などをテーマに、さまざまな場で講演させていただくことが増えました。
THE STAGE様やDINOS CORPORATION様、また海外ではコスタリカの国立技術大学様など、企業研修やカンファレンス、セミナーで登壇させていただきました。法政大学のSDGsパートナーにもなり、学生さんを巻き込みながらSDGsをより身近に感じていただく機会を作っています。
エシカルやSDGsに関する執筆・寄稿
エシカルやSDGsに関して、このnoteでもさまざまな記事も書かせていただいております。学生時代から「世界学生環境サミットin京都実行委員会」という学生団体で活動したり、ボランティアをしたりする中で、日々さまざまな角度でSDGsの17の目標に関して考える機会があり、それらの体験や考察をまとめています。
そのことから朝日新聞社様にお声がけいただき、SDGs ACTION!にて寄稿もさせていただいております。ぜひ読んでみてください。
他にも、起業する上で大事なことや、経営する中で感じていることなど、日々の学びをこのnoteを通じて発信しています。少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。
YOMO〜食べられるよもぎ蒸し〜
2022年12月には、同じく代官山にて新たに純度100%の上質なよもぎと瞑想で心とからだを整える新感覚美容サロン「YOMO〜食べられるよもぎ蒸し〜」をオープンしました。
キーコンセプトは「よもぎでととのう」。国産で無農薬、無着色、規定農家による手摘みのよもぎのみを使用した贅沢なプライベートサロンは、緑あふれる「太陽のお部屋」と瞑想に適した「月のお部屋」の2種類をご用意し、お客様の「ととのう」を最大限アシストさせていただいております。
よもぎはハーブの女王と言われるくらい多くの効能を持ち合わせていると言われています。オープン当初からan anやLEONなどの雑誌をはじめ、書籍やWEBページに取り上げていただいたり、俳優/女優、モデルやアーティスト、スポーツ選手や経営者など多くの著名な方にご来店いただいたりで、感謝でいっぱいです。
ぜひ、皆さまもととのいにいらしてみてください。
代官山春花祭実行委員長に就任
2023年には、2007年より継続中の渋谷区後援の地域のマルシェ「代官山春花祭」の第14回実行委員長に就任しました。
代官山は世界で最もクールな街にも選ばれた洗練されたオシャレな街です。住む人々のあたたかさや、若者から大人まで幅広い層に愛されるフレンドリーな店、洗練されたアートや音楽に建築物など、代官山にはいいところがたくさん詰まっています。
重要文化財である旧朝倉邸住宅や代官山蔦屋書店、ヒルサイドテラス、ログロード代官山や2023年に新たにオープンしたフォレストゲート代官山など、代官山の街全体でお祭りを開催します。毎年春夏に、音楽やマルシェなどで大盛り上がりしますので、ぜひ足を運んでみてくださいね。
CSR活動:ROPACONE(ロパコネ)
CSRの一環でファッション関係にも携わっています。ファッション大好きな私は、地球環境問題においてアパレル業界が多大な影響を与えているということを知ったことから、何かしらの形で還元できないかを検討していました。
そこで、「ロパコネサイクル〜服の交換会〜」として、いらなくなった服を1着持参するごとに1着持ち帰ることができるという無料イベントを開催しています。代官山で開催した時には、メディアにも取り上げていただきました。
その他、スタッフたちが人と接する機会が多いことから、スタッフ向けにファッションツアー、ファッション講座、ファッションレンタルサービスも実施しています。大好きなファッションを一緒に楽しめる仲間がいることが嬉しいですね!
CSR活動:国際協力活動
また、自身のアルゼンチンでの経験から、国際協力活動にも携わりたい想いがありました。ありがたいことにご縁をいただき、ケニアのスラム街にある小学校・マゴソスクールを立ち上げられた早川千晶氏をお招きして講演会を開催し、売上をすべて寄付する活動も行なっています。
今後の展望、ビジョン
私は出会いきっかけで起業を決め、先輩経営者に学ばせていただきながら立ち上げてきました。今もたくさんの方にお世話になり、ありがたいことにお客様や取引先などもご紹介いただくことも増えました。
すべての仕事の土台には人間関係があり、お客様はもちろん、取引先の方々やお世話になっている方々、そしてこれから新しく出会う人との信頼関係を築いていくことを何より大事にして仕事をしています。
そして一番は、「経営はチーム」と言われるくらい、誰と一緒に仕事をするかを何より大事にしています。今の数々の事業があるのは、一緒にビジョンを形にしてくれている仲間のおかげです。本当は、店長、副店長をはじめ、関わるすべての仲間を皆さまにご紹介したいくらいです!
社名の「Liberty」には、人々が「自由に」自己実現していくように、と願いを込めました。
社会人1年目の私が先輩経営者を見て「こうなりたい」と思ったように、後輩たちやこれから社会に出る方々が、私たちの背中を見て仕事の面白さや人生の豊かさを感じられるような、カッコいい大人であり続けたい。私たち1人1人が仕事を通して世で活躍していくことが、何よりの社会貢献だと信じています。
「人にやさしく、地球にやさしく、代官山から世界へ」
私たちの挑戦はまだ始まったばかりです。私たちと一緒に、やさしくて愛にあふれた未来を作るために仕事しませんか?
最後までお読みいただき本当にありがとうございます!
▼三上結香オフィシャルサイト