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【オススメドラマ】経営に興味があるならまずこれを見よ!梨泰院クラスに学ぶ、経営する上で大事にする3つのこととは?

みなさん、こんにちは。
株式会社Liberty 代表取締役の三上結香です。

最近、やっと韓国ドラマを見始めて、もう、沼です。(笑)遅いですよね。
数ヶ月前から、友人たちと1週間に1話ずつ梨泰院クラスを見始めて、そろそろ終盤に差し掛かっているのでこの辺りで一度感想をまとめておこうかと思い書き始めました。

大人気韓国ドラマ『梨泰院クラス』(2020)

私はラテン好きなので、正直今まで韓国ドラマや韓国の芸能、音楽などエンタメには興味を持っていませんでした。だから、まさかこんなにハマるなんて、と自分でもビックリです。
今では、朝起きた瞬間からTWICEを聴き、夜寝る直前までパク・ソジュン、という、なんとも韓国にまみれた生活になりました。さらには、韓国にいる友人と話して韓国に行きたい欲がどんどん出てきたので、彼に会う前に韓国語まで学んでしまいそうな勢いです(笑)。

何事も、やる前に判断するのではなく、やってみないとわからないものですね。

先日、ニュースでも梨泰院クラスのリメイク版「六本木クラス」が日本で公開されると知りました。同じようにハマる人が多く、世間一般的にも人気があるのだと感じています。
実際、すでに多くの方が梨泰院クラスについて記事にされているので、改めて私が書くまでもないのかもしれませんが、このドラマには経営をする上で大事だと思うポイントがいくつも詰まっていたので、学んだことをまとめておきます。

ドラマを見たことがない方は、まずは下記のような記事を読んであらすじを知って頂ければと思います。とても面白いのでオススメです!

1、商売は人と信頼で成り立つ

まずこのドラマにハマった理由の一つは、主人公・パク・セロイの一貫した人生観・職業観に共感するからです。復讐相手である韓国最大手の外食チェーン・長家の代表であるチャン・デヒがあらゆる汚い手を使ってでも利益を追求し、セロイを潰そうとするにも関わらず、一度も信念を曲げることはありませんでした。その強さに心の底から惹かれ、尊敬します。

商売は人と信頼が大事だという話は正直よく耳にする話です。もちろん、私も僭越ながらそれを大事に仕事をしていますが、苦境に陥った時、うまくいかない時、どんな時でも100%実践できているのだろうか?と胸に手を当ててみた時に、そうではないかもしれないな、と思う弱さがあります。
だから、セロイが「1つの「まぁ、いっか」を積み重ねたら人は変わってしまう」という話をヒロインのチョ・イソにした時に、その通りだと胸に刻み、学んだのです。

「いま1回、最後に1回、もう1回…その一瞬は楽になるだろう。だけど繰り返すうちに人は変わる」

梨泰院クラスより、パク・セロイの名言

思っていること、言っていること、そしてやっていることを一致させることを日々大事にしています。一緒に仕事をする仲間やステークホルダー、お客様との信頼関係を大事に、今後も仕事をし続けます。

2、人生の目的目標が明確であり、長期的な視点で常に現状を捉える

セロイの人生の目的は、「復讐」でした。復讐という言葉だけを切り取ると健全ではないように感じますが、何のために復讐するのか、というやる理由にセロイが燃えているので、心を打たれました。
セロイが作りたい社会、大事にしたい人たち、自分自身の成長した姿。セロイが熱くビジョンを語った時、頭の中の絵がそっくりそのまま入ってくるような感覚に陥りました。私自身がありがたいことに不当な扱いを受けた経験が少ないため、100%理解し、共感することはできませんでしたが、実現可能な最大限の未来予想図を堂々と語る姿をみて、応援したい、と周りが思うのは当然ではないでしょうか。

「僕と仲間が誰にも脅かされないよう、自分の言葉や行動に力が欲しい。不当なことや権力者に振り回されたくない。自分が人生の主体であり、信念を貫き通せる人生。それが目標です」

梨泰院クラスより、パク・セロイの名言

また、ある時は投資家であるおばあちゃんに、一言で自分の目標を伝えなければならない時もありました。その時も、電話越しでたったの一言、自分がどこへ向かっているのかを示したその言葉に心を打たれました。

「韓国の飲食業界のトップになりたい」

梨泰院クラスより、パク・セロイの名言

最初の居酒屋を立ち上げるまでにも7年間。ベンチャー企業は5年で9割潰れ、そのまたさらに5年で残りの9割も潰れてしまうという中で、下積みにまずは7年をかけて立ち上げたその想い。その後、着実に目標達成に近づいている姿はまさに圧巻で、経営者として見習うべき姿勢です。
目先のこと、今現在のことばかりを見て判断していないだろうか?長期的な視点で物事をみた時に、今の決断は効果的なのかどうか?

ただ、やはり個人的には、復讐の先の幸せをしっかり考えて、セロイにとって本当にどうなりたいのかを描いて欲しいな、とも思ったので書き留めておきます。

3、人を大事にするということは、その人の夢を大事にするということ

梨泰院クラスの見どころは、セロイの生き方のみならず、一緒に居酒屋・タンバムを繁栄させる仲間の存在です。個性豊かで、世間のマイノリティーに属する人たちの集まりであるところはドラマならではですが、お互いを信用・信頼し合って仕事をしている様子はバディシップそのもの。
幼馴染のオ・スアが「タンバムには、セロイと働きたい人が集まっている」と言うように、誰もがセロイを尊敬し、人として好きで、どんな過酷な状況でもセロイと一緒に働くことに価値を感じているのを見て、何をやるかではなく、誰とやるかが改めて大事であり、人の魅力でできた経営のチームってこういうものだというのを学びました。

「真の強さとは人から生まれる。みんなの信頼が俺を強くしてくれる。俺はもっと強くなる」

梨泰院クラスより、パク・セロイの名言

また、今回は恋愛模様として描かれていましたが、ヒロインであるチョ・イソの生き方にも心を打たれました。誰かに幸せにしてもらうのではなく、自分が大事な人を幸せにするのだという決意。理解に努め、大事な人の夢が叶うように全力でサポートする姿勢。回を進むごとにイソの人に対する愛情深さと真っ直ぐさに心を打たれて、人として見習いたいと思いました。人のことを大事にできるということは、自分のことも大事にしているということ。イソのようにかっこよくありたいと思う人は多いのではないでしょうか。

「この人を傷つけるやつはみんな潰すと心に誓った。」

梨泰院クラスより、チョ・イソの名言

まとめ

ここまで書いてきましたが、これを書いている今はまだ最終回まで見ていません(笑)。もしかしたらどんでん返しが起こって、この記事の内容が変わる可能性もあります。

しかし、回が進むごとに考えさせられることも増え、また、今取り組んでいる各種事業や、仕事仲間の顔を思い浮かべると、もっと頑張りたくなるドラマであることは間違いないです。

それは、登場人物それぞれが、人生全てを懸けて一生懸命生きているからだろうなと思いました。何事も本気でやるから面白い。本気で生きる人たちとやるから面白い。このドラマはもっと自分の人生に賭けてみたくなるし、もっと大きく望んで飛躍したくなるし、もっと人や仲間を大事にしたくなるドラマでした!

あと数回、最終回まで楽しみながら観させていただきます。
いつも最後までお読みいただきありがとうございます!

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