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人見知りの私が海外留学するに至った理由とは?〜STORY・想いを紡いだ先に③〜

こんにちは、株式会社Liberty 代表の三上結香(MIKAMI, Yuka)です。

家でできることを着々と。ということで、③を書き始めました。
前回は中高時代の想いを綴ったのですが、今回は大学入学後のSTORYをお伝えしようと思います。今までの記事はこちら。

人見知りからスタートした大学生活

大学に入学した際に一番ドキドキしたことは「友達を作る」ことでした。中高一貫校で新しく友達を作る必要がないまま過ごしてきた私は、大学生になって初めて出会う人の多さに圧倒されました。どうやって友達を作るんだろう、輪に馴染めるかな、と毎日不安でいっぱいでした。

なんとか最初の必修科目で一緒だった兵庫県出身の女の子と仲良くなり、一緒に野球サークルに入ることになりました。彼女は高校時代にソフトボールをやっていて、私は野球部のマネージャーだったので共通点がありました。そして、最初に参加したお花見兼新入生歓迎会でそのまま流されるように入ったのです。

大学1、2回生はいわゆる「私立の大学生活」を楽しんでいました。(こういう表現をして気を悪くされる方がいらっしゃたらごめんなさい)サークルの先輩や同級生と海に行ったり飲み明かしたり、バイトに励んだり、彼氏と毎週デートに出かけたり。せっかくだから英語も勉強しよう、とTOEIC講座を受けたり、1ヶ月カナダに留学も行ったりしましたが、正直その先の明確な目標がない状態での行動だったので、なんとなくただ毎日が過ぎていくような、そんな感覚だったのを覚えています。

授業もほとんどが選択科目で、高校時代には好きなことが学べる!と意気込んでいたにも関わらず、実際は、友達とおしゃべりしながら、そこそこに勉強をして必要な単位を取得していきました。、、、何か物足りない。

いつも一番前に座って積極的に授業に参加しているような人たちや、部活に一生懸命励んでジャージで授業を受けているような人たちを見て、「私も何かに打ち込みたい」と心の奥底では思っていましたが、その想いをどう表現すれば良いのか分からないまま、2回生を終えようとしていました。

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当時付き合っていた彼氏とは、よく京都のお寺巡りをしていました。

世界学生環境サミットin京都実行委員会への参加

そんな中、同じ学科の友達から誘われたのが、上記実行委員会でした。

「俺、副委員長やるねん。人足りてへんから、一緒にやらへん?」

日々に物足りなさを感じていた私は、「これが私の大学生活を大きく変えるきかっけになるかも!」と期待をし、何も詳細を聞かずにそのまま説明会に行き、広報部に参加しました。

世界学生環境サミットin京都は、世界11ヵ国の大学生が同志社大学に集まって、環境問題をはじめとする持続可能な社会の発展について議論をし、その議論内容を「学生意見書」として洞爺湖サミット(第34回G8主要国首脳会議in洞爺湖)に提出する、という主旨で開催されました。その後も継続して世界の各大学が持ち回りで主催し、年に1回開催されています。
当時の様子はコチラから※

実行委員会に参加したのは2008年1月。サミットの開催は同年6月。わずか半年でしたが、同志社だけでなく京都の様々な大学から集まった有志と共に、毎日寝る間も惜しんで準備をしたので、非常に濃厚な時間でした。そのおかげで、サミットが終わった瞬間には今までに経験したことのない達成感に満ち溢れ、実行委員会のメンバーとは本当に心の底から信頼しあえる仲間となりました。

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世界学生環境サミットin京都、最終日の様子。当時環境大臣だった小池百合子氏も来場。

目標を持って生きたい

サミットの仲間は優秀な人が多く、一緒にいるだけでとても刺激的でした。もちろん大学の多大なる支援を得られたおかげですし、学生と大学のつなぎ役として昼夜問わず一緒に動いてくださった田鍋事務局長など、感謝してもしきれない方がたくさんいます。しかし、たった半年で、当時環境大臣だった小池百合子氏をゲストとしてお迎えしたり、ローソン様や京セラ様など、多数の協賛企業様からのご支援を頂けたのは、集まっていた実行員会メンバーの優秀さもあるのではないかと思っています。各企業へ交渉に行ったり、卒業生が集う校友会に参加して支援金を募ったり、メディア対応をしたり、相当な仕事量をわずか数十人でこなしたのは今でも驚きです。

その仲間が、私の大学生活を大きく変えてくれたと言っても過言ではありません。それぞれが将来の夢を持っていて、サミット終了後はその夢に向かって動きだしたのです。留学する人もいたり、就職する人もいたり、司法試験に向けて勉強する人もいたり、起業する人もいたり。。。一方で私はというと、サミットを終えた達成感から一向に抜け出せず、また物足りない日常生活に戻ろうとしていました。

目標を持ちたい。

心から燃えて仕方がないような、食べる時間や寝る時間すらも惜しんで打ち込めるような、終わった後には感動して涙が出るような達成感に満ち溢れるような、私もそんな目標を持ちたい。みんなみたいに、目標に向かって真っ直ぐに生きたい。大学生活を最大限やり切った、って言いたい。

3回生の中頃、そんな想いを持っている中見つけたのが留学制度。当時、お遊び程度に受講していたスペイン語のクラスで先生がオススメしてくれた、交換留学制度でした。申込期限は1週間後。私は即、情報を集めて持ち帰り、親に相談する間も無く志望動機を書き上げて申し込みをし、見事、10年間同志社大学からは誰も行ったことがなかったアルゼンチンのディテラ大学への留学を決めたのです。

さて、今回も長くなりました!
このあたりにして、また次回。

いつも最後までお読みいただきありがとうございます。



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