
【ポケモンSV S24 最終816位 R1861】眼鏡ブリ壁ラウド
はじめまして!
まろ太郎と申します。
レギュレーションFからランクマッチを始め、レート1900、最終3桁を一旦の目標としておりました。
この度、レート1900は達成できなかったものの、デフレシーズンであったおかげで運良く最終3桁に滑り込むことができました。
せっかくなので、記念として構築記事を書きたいと思います!
構築の完成度は高くなく、また、正直自己満足のための構築記事であるためあまり参考にならないかもしれないですが、ご容赦いただけますと幸いです🙇♂️


構築経緯
S23で「からぶり保険+ラウドボーン」構築に何度か負け、このポケモンはかなり強いのではないか、と感じていた。
そして、S23で「壁+からぶり保険うたうラウドボーン軸」で最終28位という結果を出された方がいらっしゃり、実際にレンタルパーティを使用したところ大変強いと感じ、軸の「壁(アロキュウ)+からぶり保険うたうラウドボーン」はそのまま真似ることに決定した。
これまでは構築に上振れ要素をほとんど採用することはなかったため採用当初は不安だったが、その不安を払拭するには充分すぎるパワーがあると感じた。
また、使用感の良かったオボンガブリアス、アーマーガアもそのまま採用した。
一方で、原案の「ガブリアスでステロまきびしを撒き、アロキュウで壁貼って、ラウドボーンでうたったり殴ったりする」という動きが必ずしも想定通りに行かないケースも多々発生した。
具体的に言うと、基本的には先発2体で場を整えて、ラウドボーンで全抜きするようなイメージであったが、この場合、
・うたうの試行回数や相手からの被弾回数が増えることによる運負けが発生する。
・ラウドボーンは瞬間火力が高いわけではないため、うたうなりなんなりしている間に壁ターンが枯れて普通に負ける。
ということが多発したため、ここを自分が使いやすい形でアレンジしたいと考えた。
そのような中で、型の匿名性が高く、火力がやばいにもかかわらずS24時点では採用率が低かったことからあまり警戒されないであろう「眼鏡ブリジュラス」を初手要因として採用し、初手で1体以上持っていってから「壁+うたうラウドボーン」を展開する方が安定するのではないか、と考え、採用に至った。
また、同様に高火力枠として「毒手鉢巻オオニューラ」を採用し、高火力を出しながらさらに上振れ要素が期待できるようにした。
個体紹介
ガブリアス

持ち物:オボンのみ
テラスタイプ: はがね
特性: さめはだ
性格: いじっぱり
215(252)-166(4)-133(140)-90-119(108)-123(4)
じしん / ドラゴンテール / まきびし / ステルスロック
初手枠その①
原案通り。
硬めであるため、大体何でも何回か耐えてステロまきびし撒けるのが強かった。
また、努力値はほぼ振ってないものの、Aに補正をかけているため全く火力がない、というレベルではなかったのも良かった。
ブリジュラスばかり出していたのでそこまで選出しなかったが、無難に強かった。
ブリジュラス

テラスタイプ: ステラ
特性: がんじょう
性格: ひかえめ
165-112-151(4)-194(252)-85-137(252)
りゅうせいぐん / ラスターカノン / あくのはどう / 10まんボルト
初手枠その②。
本構築のMVP。
火力ゲキヤバポケモン。
初手で(必要に応じてテラスを切りつつ)流星群をぶっぱなして無理やり数的有利を作る動きが強かった。
火力重視でひかえめにしているためブリジュラスミラーで難しい場面もあったが、ひかえめにして正解だったと思う。
初手のガチグマやカイリューをワンパンした時の爽快感は半端ではない。
また、環境にてんねん持ちが増えていたようなので眼鏡採用は正解だったと思う(環境に合わせたわけではなく、たまたま噛み合った感じである)。
テラスはステラにして全体的に火力を上げるようにしたが、S24では眼鏡持ちのドラゴンテラスも上位では採用されており、そちらは耐性を変えつつ流星群の火力を上げる意図のようで、そちらも強そうだなぁ、と思った。
後述するが、うたうラウドボーンが思ったより安定しなかったにもかかわらず、3桁になんとか入ることが出来たのはこの眼鏡ブリジュラスが強かっただけの可能性が高いと思われる。
火力がやばすぎて初手ブリジュラスでラスターカノン連発していただけで三タテした対戦があったのはさすがに引いた。
キュウコン(アローラ)

持ち物:ひかりのねんど
テラスタイプ: みず
特性: ゆきふらし
性格: おくびょう
159(84)-78-103(60)-108(52)-129(68)-176(244)
ふぶき / オーロラベール / アンコール / いたみわけ
原案のまま。
アンコールといたみわけがめちゃくちゃ強かった。
サーフゴーに何も出来ない点のみ厳しかった。
こごえるかぜを採用してみるのもおもしろいかもしれない。
オオニューラ

持ち物:こだわりハチマキ
テラスタイプ: あく
特性: どくしゅ
性格: ようき
155-182(252)-81(4)-54-100-189(252)
インファイト / フェイタルクロー / じごくづき / とんぼがえり
物理の高火力枠、及び構築単位でアシレーヌがきつかったため雰囲気強そうと思い、採用。
無難に強かったが、自身の練度が低かったため、いまいち活躍をさせることができなかったのが反省点である。
アーマーガア

持ち物:ゴツゴツメット
テラスタイプ: かくとう
特性: プレッシャー
性格: のんき
205(252)-107-154(116)-73-123(140)-78
※S0個体
ボディプレス / とんぼがえり / ちょうはつ / はねやすめ
原案からは調整と技構成、テラスタルを変更している。
特に調整意図はなく、物理、特殊、両方硬めの調整である(本当のところを言うと、ボックスにあったものを適当に使っただけである)。
基本的には対受けループにしか選出をせず、選出した際はかなり活躍してくれたものの、別のポケモンにした方が良かったのではないかと現在記事を書いていて感じている。
というのも、特に終盤以降明らかに受けループとマッチングすることが激減し、この枠がほぼほぼ腐ってしまったため、受けループは思いきって切り、もっと汎用性のあるポケモンを採用した方が構築全体として動かしやすかったのではないかと感じている。
ラウドボーン

持ち物:からぶりほけん
テラスタイプ: あく
特性: てんねん
性格: ひかえめ
207(220)-85-120-165(156)-95-103(132)
※準速ドドゲ抜き、+2で準速スカーフサフゴ抜き
フレアソング / たたりめ / うたう / なまける
原案からテラスタイプを「水→悪」に変更している。
壁下からうたうを選択し、当たったら眠らせてアド、外したら外したでSが二段階上がるのでこれまたアド…ではあるが、実際には状況によってどっちが欲しいか結構はっきりしており、「とりあえずうたうを打てば強い!!」とはならず、かなり使うのが難しかった。
特に、下振れた場合は本当に最悪であるため、無闇にうたうは打たないように立ち回るのが意外と大事だと感じた。
テラスタルは悪を採用している。元タイプの弱点であるゴースト、悪を半減し、エスパー無効にできる点が優秀であった。
ただ、アシレーヌに対してはテラス前後で一致弱点をつかれるのが特に厳しいところであった。
使われる対戦相手が不快な気持ちになることはさることながら、使用者は使用者でうたうの当たり外れがすさまじくストレスであったため、結果的に3桁には滑り込めたものの、使用するのはあまりおすすめしない(S23で結果出された方は使いこなせいて尊敬でしかない…)。
不快な気持ちにさせてしまった方々にはこの場を借りてお詫び申し上げます。
壁下のラウドボーン自体は強いと感じたので、持ち物や技構成変えて運に頼らないようにした方が安定して勝てるかもしれない。
選出
①基本選出(これが8割ほど)
初手ブリジュラスorガブリアスorオオニューラ+アロキュウ+ラウドボーン
初手ほぼブリジュラスで、ステロまきびしが刺さる相手にはガブリアス、それ以外のブリジュラス出しづらいケースはオオニューラ、のイメージ。
とりあえずブリジュラスかガブリアス出しておけば無難。
初手ブリジュラスで流星群打って破壊し、アロキュウで壁貼って、ラウドボーンでうたうフレソンたたりめ打ちまくるのが基本的な動き。
ざっくりとした動き自体は簡単。
②対受け構築
初手ガブリアス+アーマーガア+ブリジュラスorラウドボーン(ブリジュラスがほとんど)
初手ガブリアスでステロまきびしを撒きまくり、アーマーガアをクッションにしつつガブリアスとブリジュラスで殴っていくイメージ。
なるべく毒入れたくないのでガブリアスに鋼テラスを切ることがほとんどであった。
特段受けループ対策したわけではないが、これで受けループにはほとんど勝てていたのでこれで良かったのだと思う。
重いポケモン
・後発チョッキアシレーヌ
初手でアシレーヌが来た場合は眼鏡ブリジュラスや鉢巻オオニューラで蹴散らせば良いのであるが、アローラキュウコン、ラウドボーンしか残っていなかった場合は大変きつい。
特にラウドボーンはテラス前とテラス後で一致弱点をつかれるため、大変厳しかった。
・毒菱持ち(特にマスカーニャ、オオニューラ)
ラウドボーンに毒が通ってしまうのがきつい。
また、マスカーニャ、オオニューラが必ずしも毒菱を持っているかどうか分からないのもきつい要因であった。
レンタルパーティ

需要ないと思いますが、レンタルパーティを公開しておきます。
特に意味はないのですが、並びは記事と少し変えています。
また、この構築を組むにあたって厳選はほぼしていないです(アーマーガアはS0個体)。
なんならラウドボーンにいたってはA個体値をなぜか最大に鍛えてしまっています。
ただ、イカサマ打たれたりすることもなかったので全く支障はなかったです。
純粋に壁+からぶり保険うたうラウドボーンを使いたい方はS23 最終28位の方の構築を使っていただく方が良いとは思います。
そちらの方が完成度が高いと思うためです(何よりも結果が証明しています)。
ただ、こちらは眼鏡ブリジュラスで流星群ぶっぱなす楽しさはあるので、こっちはこっちで楽しい構築かもしれません。
最後に
レート1900は達成できなかったものの、運良く3桁に滑り込めて嬉しいです!
結果以上に、S24では最終1位経験者含む多くの強者と対戦することができ、それが何よりも素晴らしい経験でとても楽しかったです。
次のシーズンからはなるべく運に頼らない構築を握ってレート1900の達成、更なる高順位を目指したいと思います。
ここまでお読みくださり、ありがとうございました!