【遊戯王カード】ROTDで1番使うのが楽しそうなモンスター
ライズオブザデュエリストが発売されて早くも1週間が経過しました。
収録分のカードテキストをやっと読み終えて脳内レビューしてみましたが、全体的に字レアが強く、入手しやすさ的にSRじゃなくて本当に助かりました。ノーマルも汎用系と過去テーマは総じて優秀な印象です。
そんな中で1番エンジョイできそうなカードを選出してみました。
それは哀れな仔羊の懺悔に対し、無情にもバツで答える《教導の大神祇官》でした。
効果モンスター
星8/光属性/魔法使い族/攻1500/守3000
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の墓地から融合・S・X・リンクモンスター1体を除外して発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):自分メインフェイズに発動できる。
自分のEXデッキからカード名が異なるモンスター2体を墓地へ送る。
相手は自身のEXデッキからモンスター2体を墓地へ送る。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分はEXデッキからモンスターを特殊召喚できない。
効果(1)
手札からの特殊召喚。
発動を伴うため無効にされる隙がありますが、コストはEXモンスターを墓地から1体除外するだけなのでかなり緩いです。
ハリファイバーを利用するデッキやリンク主体のデッキならコストは初手から確保でき、簡易融合でもサウサク→リンクリで除去とコスト確保を同時に行えます。
簡単に場に出せる点と、この効果ではドラグマ特有のEXモンスターを出せなくなる制約を受けないためランク8エクシーズや、《神聖魔皇后セレーネ》,《混沌の戦士カオス・ソルジャー》のリンク素材として利用できます。
《天底の使徒》ならこのモンスターをサーチすれば効果で墓地に送ったモンスターをそのままコストにできますが、制約でEXモンスターを特殊召喚できないため効果(2)を狙います。
効果(2)
両プレーヤーが自身のEXデッキからモンスターを2名墓地送りにする効果で、これで大神祇官の本領発揮することとなります。
効果(2)でどう遊ぶ?
墓地送りで効果のあるカード
●《虹光の宣告者》・・・〈サーチ〉儀式モンスターか儀式魔法
●《捕食植物キメラフレシア》・・・〈サーチ〉次のスタンバイフェイズに『融合』魔法か『フュージョン』魔法
●《灰塵竜バスタード》・・・〈サーチorリクルート〉『ドラグマ』モンスターか《アルバスの落胤》
●《エルシャドール ・アプカローネ》・・・〈サーチ〉デッキ・墓地から『シャドール』カード加えて手札1枚捨てる
●アプカローネ以外のエルシャドール ・・・〈サルベージ〉『シャドール』魔法・罠
●《旧神ヌトス》・・・〈破壊〉フィールド1枚対象
●《焰聖騎士導-ローラン》・・・〈装備〉戦士族の装備カードになる。打点500アップ
他のドラグマカードと比べると《虹光の宣告者》を墓地落とししやすいため儀式サポートに向いています。
また、サーチだけでなく《カオス・ソルジャー-開闢の使者-》などの特殊召喚コストを揃えるのにも使えます。
幸い虹光とヌトスが光属性,キメラフレシアとバスタードが闇属性なのでサーチしつつカオソルを出す事ができます。
上記のカードは種族も天使以外バラバラなので大神祇官もコストに含めて《アークネメシス・エスカトス》の特殊召喚もイケます。落とすモンスターの片方を光属性以外にすれば《アークネメシス・プロートス》も出せます。
『HERO』を素材とする融合モンスター2体落として《HEROの遺産》で戻して驚異の3ドロー!
だいぶ楽に発動できるようになりました。
効果モンスター
星4/闇属性/悪魔族/攻 0/守 0
(1):1ターンに1度、自分の墓地の効果モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを除外し、このカードはエンドフェイズまで、
そのモンスターと同名カードとして扱い、同じ元々の攻撃力と効果を得る。
(2):このカードの戦闘で発生する相手への戦闘ダメージは0になる。
やはりファンカスが超楽しい。
大神祇官は特殊召喚できるため、こちらに召喚権を回す機会は得やすい。
墓地送りしたEXモンスターをコピーして遊びたい。
楽しそうなEXモンスター
●《焰聖騎士帝-シャルル》・・・エンドフェイズの効果で墓地の装備魔法とデッキから炎属性戦士族を装備する動きができるため、そこから対象を取らないカード破壊につながる。装備シナジーのあるデッキと組み合わせたい。
●《黎明の堕天使ルシフェル》・・・LP1000で天使を手札or墓地から守備で特殊召喚。何気にクイックエフェクト。大神祇官でアーデク落としの動きと相性の良い《宣告者の神巫》を蘇生して効果の再利用を狙える。
打点も4000ありアタッカーとしても期待できる。
●《E・HEROネオス・クルーガー》・・・バトル相手の攻撃力分の効果ダメージを与える。戦闘ダメージを与えられないデメリットをカバーしてダメ押しできる。
●《ゴヨウ・エンペラー》・・・戦闘で相手モンスター破壊すると奪える。さらに奪ったモンスターでも同様の手段で他の相手モンスターを奪えるからどんどん自分フィールドにモンスターが増えていく。
●《スーパービークロイド-モビルベース》・・・対象相手モンスターの攻撃力以下の『ロイド』モンスターを特殊召喚できる。『SR(スピードロイド)』も出せるので《SRベイゴマックス》からSRサーチを行い、エンドフェイズの効果でベイゴマを手札に戻して次のターンに向けて準備を整える動きもできる。この効果を使うターンのケアありきとなるが…。
ファンカスを出す動きは《七精の解門》か《暗黒の招来神》1枚からの《ライトロード・ドミニオン キュリオス》でファンカスを落とせば次のターンに七精で蘇生。キュリオスを出すまでの過程で大神祇官の特殊召喚条件も揃っています。
おわりに
《天底の使徒》と少ない枚数で出張できるのでテストケースで採用を検討しやすいカードだと思います。
とっ散らかった説明をしてしまいましたが、面白そうなカードだと思われましたら、これ幸いです。