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【遊戯王デッキ紹介】令和を駆けるサブテラーの戦士

履歴

10/17 デッキ調整

久しぶりのデッキ紹介となります。
今回は僕の好きなカード『サブテラーの戦士』をメインにしたデッキを紹介します。

サブテラーの戦士

サブテラーの戦士とは

《サブテラーの戦士》
地/☆4/戦士族/効果モンスター
ATK:1800 DEF:1200
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:デッキから「サブテラー」モンスター1体を墓地へ送って発動できる。元々のレベルの合計がその「サブテラー」モンスターのレベル以上となるように、このカードと自分フィールドのモンスター1体以上をリリースし、その「サブテラー」モンスターを表側守備表示または裏側守備表示で墓地から特殊召喚する。この効果は相手ターンでも発動できる。②:自分フィールドの「サブテラーマリス」モンスターがリバースした場合に発動できる(ダメージステップでも発動可能)。墓地のこのカードを特殊召喚する

サブテラーモンスターのリクルートと自己蘇生ができるモンスターです。

①のリクルートは発動時のコストでサブテラーを墓地に落としつつ、自身と自分フィールドのモンスター1体以上を生贄にして「墓地に落としたサブテラー」を蘇生します。面倒な処理ですが墓地肥やしはコストであり、リクルートもデッキから直接ではないため《灰流うらら》の効果を受けません。

②の自己蘇生は「サブテラーマリス」がリバースした時に自己蘇生できる効果で、珍しくダメステでも発動します。《サブテラーの導師》のようなマリスじゃない「サブテラー」モンスターでは蘇生できないのは残念。

基本的な動きとして①で「サブテラーマリス」を呼び出して、②で自己蘇生し次の「サブテラーマリス」を呼び出すループを行う事が想定されています。

一度効果が適用できれば後は毎ターンサイクルできるのですが、問題点は①の効果を使うためにサブテラーの戦士以外にもう一体モンスターを場に出す必要があることです。これを解決するため令和のチカラをお借りします。

デッキ

Ver1.0

令和サブテラー戦士

Ver1.1 10/17調整

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調整内容(ver1.0→ver1.1)

手札事故率を低減
初手サブテラーマリスが1枚以上になる確率
6枚:57.7%
4枚:42.7%
2枚減らすことで15%事故率ダウン
Outしたマリス
《サブテラーマリス・ジブラタール》
 発動コストが手札1枚捨てるだったら優先したマリス。条件がやや厳しく、他のカードとの絡みもあまりない。
《サブテラーマリス・ボルティニア》
 魔法罠にタッチできるアクエドリアに対して、対象がモンスターのみなのでやや使いずらい。戦士+ランドローブで出せないのもマイナスポイント。とはいえこちらは断腸の思いで切った。

先攻でSSできるモンスター追加
先攻でSSできるカードは4枚だったので2枚追加。
マリスと逆に初手率42.7%→57.7%に上昇。
追加したのは《幻影騎士団シェード・ブリガンダイン》x2。
戦士が初手にない場合は他のレベル4と《クロノダイバー・リダン》をX召喚して凌いでもらう。生きてればドラグマの特殊召喚の条件も満たすので嬉しい。

手札を捨てられるEXモンスター追加
ドーハスーラが手札に来てしまった場合の処理用。
EXモンスターは基本的に状況の解決にしか使わない。
No.60刻不知のデュガレス
 手札を捨てられる汎用ランク4X。2枚ドローもついてくる。
バンシーを素材にできると美味しい。

基本

サブテラーの戦士》と《死霊王ドーハスーラ》の自己蘇生を活かして「サブテラーマリス」モンスターを毎ターンリクルートする。
戦士とドーハスーラの合計レベルが12なので、どのレベルのサブテラーマリスも出せる。

基本的な流れ

1.《サブテラーの戦士》を召喚
   《地中界シャンバラ》でサーチ可能

2.コスト用のモンスターを特殊召喚(以下SS)
  候補:黒き森のウィッチ(融合派兵でクリッチー見せる)
     教導の聖女エクレシア
     教導の騎士フルルドリス
     召喚獣ライディーン(簡易融合)

3.サブテラーの戦士①の効果で《サブテラーマリス・グライオース》をSS

4.《地中海シャンバラ》か《サブテラーの決戦》でグライオースをリバース。chain①グライオース,chain②サブテラーの戦士でセルフチェーン。サブテラーの戦士を自己蘇生し、グライオースのリバース効果で《死霊王ドーハスーラ》を墓地に落とす。グライオースを効果で裏守備に戻す。

5.次のスタンバイでドーハスーラを②効果で自己蘇生。
  《サブテラーの決戦》があるならグライオースをもう一度リバースし、《屍界のバンシー》を落とし《アンデットワールド》を発動する。

6.サブテラーの戦士とドーハスーラでサブテラーマリスをリクルート
  《サブテラーマリス・リグリアード》が候補。強いのコイツくらい。

図①基本展開

サブテラーの戦士_コンセプト

図②アクエドリアコンボ

サブテラーの戦士_アクエドリアコンボ

採用カード

サブテラーの決戦

サブテラーの決戦》はこのデッキに安定感を出す罠カード。
パンプアップとリバースを主に使う。
ターン制約が無いため2枚あれば2枚とも同じターンに使える。
このカードのために《トラップトリック》を採用するのもあり。


黒き森のウィッチ

融合派兵》でSSし、戦士のリリースコストにしてサーチ効果を狙う。
場合によっては戦士自体をサーチすることもある。
主なサーチ先は《サブテラーの妖魔》か《地帝家臣ランドローブ》。

サブテラーの妖魔

妖魔はあらゆる効果の発動を無効にできる。
手札から捨てて使われることが多いが、フィールドからも効果を使える。
また、②効果でサブテラーの蘇生も可能なのでサブテラーマリスの採用数を抑えられる。


ランドロープ

相手モンスターを裏守備にしつつSSできるため、《サブテラーマリス・アクエドリア》のリクルートコストになりつつアクエドリアのリバース効果で裏守備にしたモンスターを破壊できる。
サブテラーマリス・ボルティニア》のリバース効果で裏守備にしたモンスターのコントロールを奪うのにも使える。
召喚獣ライディーン》も裏守備にする効果があるので同じ用途で使える。

死霊王ドーハスーラ

《サブテラーの戦士》の効果用リリース要員だが、《アンデットワールド》を張ってしまえばドーハスーラが無敵となる。サブテラーの戦士のクイックフェクト効果をトリガーに除外効果を使うプレイングができる。
相手にバウンスや除外されそうになったら戦士の効果でエスケープするプレイングも可能。
初手で《地中海シャンバラ》+《サブテラーの決戦》+レベル4以上のSS可モンスター があれば次のターンにはアンデットワールドを張り付けた状態にできる。動きが単調になるので無理には狙わない。

天龍雪獄

《天龍雪獄》は戦士のリクルートコストにもできるし除外によってモンスターを除去する役としても機能する。令和の力を感じるカード。パワーの割に安い。

大捕り物

除去役その2。天龍雪獄と違い除去とリクルートコストを同時にまかなえる。対象を取るため耐性がある場合は天龍雪獄の方が有効。令和のレアコレで再録されたので低価格でシングルガイ可能。

採用しなかったカード

《サブテラーの導師》
導師ビートで環境入りを成し遂げた人物。強い。
しかし戦士と召喚権を争うし、そもそも導師一人で戦えるためマリスを横並びさせるこのデッキとは相性が悪い。師を超えられるデッキになるよう精進したい。

《サブテラーマリスの妖魔》
リンクモンスター。素材がリバースモンスター2体とキツいし、効果的にもサブテラーとの相性は正直良くない。ティンダングルのために生まれたのではないだろうか。

アレンジ候補

王の舞台

王(ジェネレイド)は相手ターンにレベル4トークンを大量に出せる。
このトークンを戦士のコストにする。
サブテラーマリスはあまり強くないので「ジェネレイド」モンスターがいると安心する。

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《双天招来》で「双天」融合モンスターをリリースコストにする手もある。《双天拳 鎧阿》なら攻撃表示モンスター1体破壊できるし、双天融合モンスターを素材に融合した《双天脚 鎧吽》ならEXデッキから特殊召喚されたモンスターの効果を無効にできる。(注)トークン はリリースできない。

〆の言葉

リバースモンスターを扱うため動きに鈍さがあるけど、戦士とドーハスーラがサイクルしだすと展開用の手札の消費量が減るため、アド差で勝ちにいける。
除去手段が豊富なので戦えるデッキは多め。最悪、SSできない状態でも妖魔と決戦で戦士罠ビートが始まったりする。

以上!

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