とうとう二郎デビューしてしまった話

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ラーメン二郎

ずっとずっと気になってたラーメン二郎

店ごとにルールがあるだの常連さんしかいないだの、ありえない量のラーメンが出されるだの、興味はあるけどまだデビューしてない人達と多分、同じ理由で怖くて二の足を踏んでいたけど、幸い周囲に二郎の頼もしい有識者たちがいるため、2020年の冬至の日を皮切りに3軒訪問したのでまとめてみたいと思います。

①初デビューの地、ラーメン二郎 目黒店

平日、仕事帰りに目黒駅に集合し権之助坂を下り目黒川を越えて歩く。

念願の二郎に到着!

この日はすでに10人ほど並んでいただろうか。

まずは券売機で食券を買い(プラスチックのチップだったかな?)を握りしめ列に並ぶ。

途中、常連さんらしきおじ様が列の整理をしてくれて、とうとうあの二郎に並んでいるんだなという感慨が深まる。

ちなみにここでの列の並び方は、一直線に並ぶと隣の店舗か住居の出入りをふさいでしまうので、二郎の間口からはみ出さないように蛇行して並ぶのだそうです。覚えとこっと!

ここでは3人で行きましたが空いた席へ一人ずつ着席。カウンターにチップを置き、ドキドキしながらラーメンを待つ。

たしか小ラーメンを頼んだと思う。

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初めて食べる二郎の小ラーメン

小ラーメンでこの量・・・

ふつうのラーメン屋さんの大ラーメンじゃん!!って思いながら、ニンニク大好き人間なのでこんもりとしたかぐわしい香りを放つそれにテンションがあがり食欲を刺激される。

そして私は飲食IQが高いので、のびる前に麺から食べた方がいいだろうと思い、もやしには目もくれず麺からすすりました。

本当はもやしから食べて血糖値の上昇をゆるやかにしておきたいが、ここでそんな悠長なことをすると死んでしまうという防衛本能に従い食べ進めていく。

←後日、この食べ方が「天地返し」という概念と似てるということを教わりました。私はひっくり返さず、麺を野菜の下から発掘する感じで食べていました。

途中、えっ、これ完食できるかな、と不安に苛まれましたが初二郎で負け癖をつけてなるものかと気合いを入れ直し食べ進めていく。

すると急に、ニンニクの助けを借りてゾーンに入ったような感覚になり、スープもうめぇ!もっと飲みたい!という衝動がわいて気付けば完飲。ごちそうさまでした。

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お目汚しすみませんが一応、証拠を

暴力的なニンニクの風味と、もうこれ以上、空気すら入れたくないぐらいの満腹感と共に退店。

永遠に着かないのではないかと思われるような距離を感じながら重い腹を抱えて中目黒駅の方へ歩き、みんなでスタバでお茶をすすり一休み。

これが二郎デビュー戦の思い出。


②ラーメン二郎 八王子野猿街道店2

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類は友を呼ぶ方式で気付けばこの日は6人で遠征することに。

二郎がどういうものかわかったので前日は土曜日にも関わらずご飯と酒を少なめに、当日はみそ汁だけを飲み出発。

京王堀之内駅を出て川沿いを歩く、この日は2月下旬。冬晴れでお日さまの光が暖かい幸先の良い二郎日和。

ここでも先に食券を買って列に並ぶ。

私が6人の中で最後に食券を買って列に並ぶと、空っぽの鍋を持った男性がいて、「すみません、もしかして(前に並んでる人達の)お連れさんですか、どうぞ」と列を譲ってくれました。目黒店と同じく常連さんのマナーが素晴らしい。変に恐れていた昔の自分がバカみたいだと感動させられっぱなし。

順番を交換してもらったあと、興味本位でその鍋は何に使うんですかと聞くと、二郎お持ち帰りシステムについて教えてくれました。(その節はありがとうございました。)

そして自宅でも二郎を味わえるなんて!いつかお持ち帰り二郎も食べてみたいな~と思いつつ、ここも回転が良くじわじわと列が進む。

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待ち時間をなるべく退屈させないようにするおもてなしの心

やっと店内に入っても壁際に待ち用のイスがずらり、しかしさくさくと列は進んでいく。そしていよいよ着席。

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上にのってるコーンがうれしい

レディース用とラーメン小で迷ったがラーメン小を選択。

味が濃い目な感じがするがまたそれがやみつきになるおいしさ。そして入門にちょうどいいとひょうばんの目黒店の小ラーメンと比べるとやはりこちらの小ラーメンの方が大きい!

スープは飲み干せなかったものの、なんとか完食・・・

ごちそうさまでした!

2回目ということでお腹が「やっぱりこのくらい膨れますよね」というほんの少しの慣れ、というか学習した感じはあったがこれが初二郎だったら泣いてたかもしれないという満腹感。

しかし、まだ日曜日の昼下がりということで、

「水分ならまだ入るぞ」と言いながらコンビニで酒を買ってお外で昼飲み。良い休日でした。


③ラーメン二郎 小滝橋通り店

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目黒店と同じく初心者にやさしい二郎と教わり、有識者と訪問。

平日の夜、6~7人ほど並んでいたがこちらもさほど待たずに入店。前の2店と同じく券売機で券を買い列に並ぶ。

券売機に触れる前に入り口に置いてある足で踏んで噴霧するタイプのアルコールで消毒を!

こちらは列に並んでいる間に店員さんが聞きに来てくれるので、券売機で買ったばかりの券を渡し、コールと複数人なら人数を伝える形式。

この日は「小ラーメン、麺少なめ、ニンニク多め、背脂少なめ」にしました。

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こちらは店内の壁に貼られているマニュアル

二郎はニンニク装備がデフォルトと思いきや、小滝橋店は基本的に入っていないので、ニンニク好きな方は「少なめ」か「多め」をコールしましょう!

そして私は根っから食いしん坊なので「少なめ」とオーダーするのに些か抵抗があるのですが二郎では大人しく振る舞うことを学びました。こうして大人の階段を一段ずつ登っていきます。

この日は3人で訪問しましたが運良く奥のテーブルに着席!お冷やテーブルの上に容器があるので気兼ねなく水分補給できます。

そしてラーメンの到着。

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小ラーメン、麺少なめ、ニンニク多め、背脂少なめ

一瞬、お肉の厚さにびびりましたが、いちばんの特徴は麺。うどんのような太麺です。

麺少なめにコールしてよかった~と思いながら食べると、またこちらも味が濃い目でおいしい!麺の太さに合わせてるのでしょうか?

そしてお肉にも味がしっかりついているので厚くてもこわくないこわくない。3軒目にしてここが一番早く完食できたように思います。

ごちそうさまでした!

ここまで振り返って書いてるとかなり食欲を刺激されました。ラーメンの中毒性は恐ろしいです。

この3ヶ月ほどの間に3軒も行くとは思いませんでした・・・

食べてる間に友人とお喋りしたりせずに、ひたすら食べることだけに向き合うあの時間もなかなかいいなと思えます。

そして二郎に一緒に行ってくれた有識者(友人たち)、ありがとうございました!

みたらし

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