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PMI-ACPの勉強方法と受験のコツ
PMPにつづき、PMI-ACPを取得しました。結果は全体でAbove Targetでした。ドメイン別ですと2箇所Targetだったので、完全に理解はできていない部分がありました。
PMI-ACPと勉強方法と受験のコツについて書きたいと思います。
本資格取得を目指している方の参考になれば幸いです。
PMI-ACPとは?
PMIが主催するアジャイルの原則と実務慣行に関する知識を有していることを認定する試験です。
資格維持するためには、3年間で30PDU(30時間の継続学習)が必要です。
アニュアルレポート 2022によると、PMI-ACPの日本の資格保有者は374名となっています。全世界での資格保有者は52,263名となっています。
受験の前提条件
アジャイル実践における 21 時間の公式トレーニングを受けること。
過去 5 年間で 12 か月(2000時間)の一般プロジェクトの経験。
PMPを取得していたので、申請はスキップされました。過去 3 年以内で 8 か月(1500時間)のアジャイル プロジェクトの経験。
PMPで記載したアジャイル関連の経歴をコピーで大丈夫でした。
ちなみに、21時間の公式トレーニングは21PDUとして申請することができます。
勉強方法
21 時間の公式トレーニングとして、E-PROJECTのPMI-ACP®対策講座 Eラーニングを受講しました。
講座はドメインごとに章分けがされていて、章ごとの復習テストがあり、また、280問の模擬試験があります。
受講後、模擬試験の正答率80%以上を取得できるようにしてから試験に挑みました。
実際の試験の方が模擬試験より難しいですが、講座だけでも充分合格できるかなと思います。
試験の内容と受験のコツについて
試験の内容
120問を3時間で解く必要があります。
試験内容に関しては、こちらにあるPMI-ACP Exam Content Outlineを確認ください。
試験終了後、合否の結果がすぐ表示されます。テストセンターの窓口でテスト結果のレポートがもらえます。
受験のコツ
PMPと比べると、時間に余裕がありました。自信のないところは見直しフラグを立てて、最後にゆっくり見直しました。
休憩をはさみながら、一通り解き終わるまで110分ほどでした。休憩時間は設定されていないので、集中力が途切れたらぼーっとして回復しました。
問題文からプロジェクトの状況と問いたいことを確認し、回答を慎重に選びました。どちらも正解とも言えなくもない選択肢がありましたが、問題文にある状況から優先順を考えて選択しました。
PMI-ACP取得のメリットとデメリットについて
メリット
トレーニング、試験を通して、アジャイルの知識の再確認できる。
資格維持するために継続して学習しなければならない。
デメリット
受験にも資格維持にも、お金がかかる。
講座:33,000円
受験費用(PMI会員):$435日本では、まだあまり知られていない。評価にはつながらないかも。
アジャイルの知識の確認のために受験してみました。トレーニングを通して、アジャイルの知識を広く確認ができた点がよかったです。
認定試験では、ドメインごとの評価が出るので、間違ったドメインやタスクについて確認し、アジャイルをより理解するのに役立てることができました。
参考になれば幸いです。