六つ目編み 楕円籠
六角形の編み目の六つ目編み。規則正しく並んだ六つ目はとても綺麗で、風情を感じさせてくれる編みかたです。そんな六つ目編みは基礎中の基礎で、たいていは四つ目編みの次に覚えることになります。
竹細工には色々な編みかたがあり、経験を重ねるほどさまざまな編みかたにチャレンジしたくなり、六つ目編みをあまりやらなくなる方も多いのですが、実は六つ目編みは大変奥深く「六つ目に始まり六つ目に終わる」と言っても過言ではないくらい編みかたです。
丸・四角・三角、何でも編める六つ目編み
六角形だからといって、六角形の籠しか編めないわけではありません。
底の編みかたを変えるだけで三角、楕円、丸といろいろな形の籠を編むことができます。
もう少し高度になると、五角形や七角形を織り交ぜることで底も四角い籠が編めるようになります。
楕円に籠に挑戦
底編みが六角形の竹籠が作れるようになったので、次に楕円籠に挑戦しました。三角形も楕円もアレンジとしての難度は似たようなものでしたが、使い勝手を考えて楕円籠としました。
まず、底編みを楕円にすることから始めます。大きさにもよりますが、ある程度六角形を編んだら、4辺だけ延長して編んでいくと楕円になります。
文字にすると難しいですが、編んでみるとなるほどどという感じです。
希望の大きさになった後は、普通に立ち上げます。縁も楕円に曲げなければならないのでバランスが少し難しいですが、見た目もよくおすすめの竹籠です。