合唱団WAKAGE NO ITARI 第2回演奏会
月1回のnoteの更新を自身に課していたのですが、すっかりご無沙汰となってしまいました。
あっという間に春の足音が近づき、我が家の沈丁花は満開、近所の早咲きの桜も見頃を迎えています。花粉症がつらいですね。。。春は好きなのですが。
さて、3/5(日)に開催しました合唱団WAKAGE NO ITARI第2回演奏会のことを、記憶が薄れないうちにまとめておこうと思い、書きました。かなり長くなってしまいましたが、ご容赦を。
今回は、なんと言っても、有川サチ子先生を客演指揮者としてお招きしたことが、私たちにとって大きな出来事でした。
1月に先生と2日間練習をしましたが、これが本当に凄かった。音楽に真摯に向き合う、とはこういうことか、ということを改めて思い知りました。先生が納得する音が出るまで何度もやり直し、徹底的に音楽を追求する姿勢は、(春こん。や全国大会で金賞を頂いたりしたこともあってか)「何となく上手に歌えるのかも」と若干思い上がっていたフシのある私たちにとっては、日頃の音楽への向き合い方の甘さを突きつけられたようで、大きな衝撃が走りました。
そこからは団員も私も意識が変わり、有川先生が帰られた後も、先生の仰った「聴く人の心に響く感動の演奏」を目指して、一音一音を大切するようになりました。先生のご指示は、(技術的にも精神的にも)そう簡単なものではありませんでしたが、何度もやって少しでも近づくと、音楽が一気に立体的に響き、その変化に驚きました。
*******
そうして迎えた演奏会当日。練習でお会いした時よりも指揮のお姿が大きく感じられ、音楽で感動を伝えたい!というエネルギーをひしひしと感じました。私たちも全力でお応えしようと、リハーサルからかなり熱が入りました。
第1ステージから第3ステージは、私が指揮しましたが、おかげさまでどれも佳きステージとなったと思っています。第1ステージの「いまはそのとき」や第2ステージの「大手拓次の3つの詩」は、本当に佳い曲なのですがなぜか演奏機会がそう多くないように思います。どちらも大変魅力的な作品ですので、ぜひ皆さんにも歌ってほしい!と願っています。
第3ステージの「この道より」は、例によってやや「至った」部分もありましたが、こんなに気持ちをストレートにぶつけられる作品もなかなか無く、思い入れたっぷりに演奏できました。歌いながら涙する団員が続出。熱演になりました。この作品もぜひ多くの方に歌っていただきたいと思います!
作曲の藤嶋美穂先生には、練習で直接ご指導いただくなど、大変お世話になりました。深く感謝申し上げます。
第4ステージ「そのひとがうたうとき」は、有川先生の指揮が本当に伸びやかで、導かれるままに歌うことができました。言葉が丁寧に扱われ、それでいて音楽は滔々と流れ、音色は場面ごとに変化する、私がまさにコンクールで感じた有川先生の演奏そのもの、が目の前に表われ、憧れた演奏を目の前で体験できていることに、目頭が熱くなりました。
そして、その有川先生のステージと、第3ステージでピアノを弾いてくださった川添文さん、今回も本当にお世話になりました。ありがとうございます!なんと言っても音色が美しい、素晴らしい演奏で、私も何度も聴き惚れました。
振り返れば、学びが本当にたくさんあり、もっと勉強しなければ、と意を強くしました。
有川先生、川添さんはじめ、皆さんに感謝申し上げます。ご来場のお客様、配信をご覧くださいましたお客様にも御礼申し上げます。
合唱団の皆さんもよく歌い、演奏会の運営も滞りなく進めてくれました。代表の杉田さん、練習責任者の小林さん、演奏会運営チームの皆さん始め、本当に感謝、感謝です。ありがとうございます。
*******
演奏会全体の感想や私の指揮に関する感想など、何でも結構ですので、お寄せいただければ大変嬉しく思います。私のTwitterのDM、HPの問い合わせフォーム等にお送りくださると助かります。よろしくお願いいたします!
配信チケットまだやっています!!3/14(火)0:00に販売終了なので、お早めにどうぞ!!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?