海技士

大きな船舶(20トン以上の船舶)に船長、航海士、機関長、機関士等として乗り組むためには海技士の免許が必要になります。
一等航海士とかという方々の免許です。
これは以下のような区分があります。
海技士(航海):1~6級(航海)
海技士(機関):1~6級(機関)
海技士(通信・電子通信):1~3級(通信)、1~4級(電子通信)

この各級を受けるためには、試験に合格することはもちろん、乗船履歴というものが必要となります。
ようするに、船舶に乗船してそれぞれの仕事をしていないのに、上級を受ける!!ということは出来ないです。

試験ですが、筆記試験、身体検査及び口述試験が行われます。筆記試験に合格しないと身体検査及び口述試験を受けられません。
試験科目は、海技免許の区分によって異なりますので、すべてで共通という事はありません。

筆記試験の免除がされる場合があります。それは、国土交通大臣の登録を受けた船舶職員養成施設の課程を修了した方は、その登録を受けた養成施設の種類に応じ、それぞれの試験において筆記試験が免除されます。

これは、乗船履歴のない方が受けると思われる6級に関しても同じです。
筆記試験、身体検査及び口述試験があります。
短期集中の養成教育の課程を修了することにより、海技試験のうち筆記試験が免除されます。


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