港での荷物の積み下ろし
港と言っても、貨物の積み下ろしの話です。
貨物の積み下ろしを行う港には、キリン(ガントリークレーン)と呼ばれる船からコンテナを降ろしたり、逆にコンテナを積みこんだりするクレーンを見かけるかと思います。
これは、港湾運送事業のなかで港湾荷役事業と呼ばれております。
これも、港湾運送事業法という法律があり、それに則って事業を行っています。簡単に言うと、海上輸送と陸上輸送の橋渡しを、行うためのお仕事の法律ってことです。
第1条に
この法律は、港湾運送に関する秩序を確立し、港湾運送事業の健全な発達を図り、もつて公共の福祉を増進することを目的とする。
とありますので、この目的のためのですね
これも、事業を行うときにちゃんと許認可をとって仕事をすることになります。料金だとか、下請けを使うときはどうするのか?などいろいろと、許認可を得るために決めることがたくさんあります。
ですから、あのキリンを使ってお仕事をしている会社は、これらの厳しい決め事をちゃんと設定して、許認可を取得したことになります。
この、キリンを操作して荷物の積み下ろしを行う人がおります。
この方をガンマンと呼ばれており、ものすごく高い技術を持っております。
コンテナを正確に扱い、事故を起こさず、1時間に30から50の荷物を積み下ろしを行います。
もし、港で積み下ろしを見る機会があれば、すごい人がキリンの操作を行っている!!と思いながら眺めてみてください。
船などに関しては、まだまだ色々あるのですが、今回でいったん終了します。日本は海に囲まれているので、海の事はたくさんあります。しかも、海は世界とつながっているので、本当にいろいろと、、、、、、です。