小型船舶操縦免許について7

気付いたら、小型船舶の免許の期限が切れていた!!
となってしまった場合、どうすることが出来るのか?
この小型船舶操縦士免許証は、期限が切れていたとしても、小型船舶免許証の効力が取り消しになってしまうといったことはないのです。
ここが自動車の免許と違うところです。
ただ、免許の期限が切れているため、船長として船舶の操縦は出来ません。
では、どうすれば?
失効再交付講習を受講して、船舶免許の失効再交付申請を行えば、いつでも船舶免許を再交付することが可能なのです。
再交付を受ければ、船長として船舶の操縦が出来ます。

〇身体検査
これは、小型船舶操縦免許について3(小型船舶操縦免許について3|山本数馬 (note.com))にて書いておいた身体検査を参照してください。


〇失効再交付講習
約2時間30分の講習を受講します。

書類の有効期限の問題で、3ヶ月以内となります。

必要書類は以下の通り(更新とほぼ同じ)
〇操縦免許証(海技免状)
〇写真(縦45mm×横35mm) … 1枚
〇収入印紙 … 所定の税額 1,250円
〇小型船舶操縦士身体検査証明書… 1枚
〇講習修了証明書… 1枚
〇本籍が記載された住民票(写し) … 1通
〇申請書 … 1通
〇納付書 … 1通

これらを最寄りの運輸局等に提出して、更新の申請を行います。
講習や身体検査はご自分となりますが、申請と免許の受取のほうは海事代理士に委任することで、時間を減らすことが出来ます。(有給休暇をとらなくて済むなど)

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