【5歳児と富士山登頂レポ】3日目(本八合目〜下山)
息子に高山病の症状が出てしまい、
昨晩は1〜2時間おきに起きていて・・・
気づけば、朝4:30
そろそろご来光の時間だな〜と思って
息子がまだ寝ている間に外に出てみた。
山小屋の前では、ご来光を待つ人たちがたくさん。
昨日の七合目でのご来光のときよりは雲が多くて、下のほうは雲海で覆われていたけど、
本当に神秘的な瞬間。
息子が起きてしまい、
ご来光の瞬間は見逃したけど
この景色が見れただけでも最高のご褒美。
6:00
荷物をまとめて出発準備
息子は、相変わらずの状態…
食欲もないので、水分だけ少しとらせて、なんとか下山道へ向かう。
高山病は下山しない限りは症状が良くなることがないので、この状態だけど下山するしか道はない…
6:30
仲間たちと下山道で合流
2日目は全員で同じ山小屋の予約がとれなくて、本八合目トモエ館と御来光館にわかれて泊まっていたので、
御来光館に泊まっていた仲間たちと下山道で合流。
御来光館でも
夜に体調不良になってしまった子がいて…
中学生だったので、抱きかかえるわけにはいかず、大人2人で支えながら何とか自力でゆっくりゆっくり下山してきた状態。
ここからは
高山病の息子と中学生、2人をサポートしながらの下山へ。。。
息子は、昨日の夜から何も食べれてないので、全く力が入らず歩ける状態ではなくて…
私ともう1人で交代しながら、
抱っことおんぶで下山道を進むことに。
普段だったら、息子を抱っこするなんてそう長時間できるもんじゃないけど、
ここ2日、息子よりも重いリュックを背負って山道を登ってたおかげで⁉︎
リュックを背負うより息子を背負っていたほうがラク!という、あり得ない感覚に(笑)
私が息子を背負っている間は、仲間が代わりに私のリュックを持っていてくれて、本当に本当に助かりました!!!
さすがに、リュック背負いながら、息子を抱っこしての下山は無理だったわ。
今回、仲間たちと一緒に来ていて
心の底からよかった〜〜〜って思いました。
子連れで富士山登るなら、
一緒に行く大人の人数は多いに越したことはないです!安全のためにも!
そして、
体力作り編の投稿にも書いたけど、
子供を山へ連れていくのなら、その責任を持つことの大切さを痛感。
安全に登山をするためには、
万が一のことがあっても子供を守らなければいけない。
今回みたいに、子供の具合が悪くなってしまったときに、担いで下山できる体力、知識、登山計画、誰と行くか、などしっかり考えて準備しておくことって本当に本当に大切だと思いました。
今回、登山計画を立てた時点で
山頂に登るまでのことはしっかり考えて計画していたけど、下山はそこまで大変じゃないかな〜と楽観視していて。
実際は、
下山が一番大変だったー!という事実…
高山病の症状を治すためには、
高度を下げるしかないので、具合が悪くてもとにかく下山するのみ。
八合目から七合目までは、
ジグザグした道をゆっくりゆっくり、ひたすらくだる。
小さな岩だらけの下り道なので、けっこう足をとられて滑るし、息子を抱えながらだと足元がよく見えないので、さらに慎重になる。
足へのダメージは、登るときの数倍でした・・・
11:30ころ 六合目到着
六合目までくると、子供たちの高山病の症状はかなり回復してきて。
山小屋の人が言っていた「下山したら治るから〜」は本当にその通りでした!
息子も気持ち悪さが治って、食欲が戻ってきたようで、バームクーヘンを食べて、水分もしっかりとれるようになり、ひと安心!
少し食べたら、力も戻ってきたようで、
六合目からは自分の足で歩いて下山しました。
今回、高山病になってしまった子のリュックをずっと持ってあげて、前と後ろに2つリュックを背負って下山してきた中3の男の子!
その姿が頼もしくて、かっこよすぎた!!!
ありがとう^ ^
彼が今回の富士登山のMVPです!!
五合目まであと少し!
このころにはスキップして歩く余裕も(笑)
五合目に戻る手前の道は、
微妙な登り坂になってて、地味〜に身体に堪えるw
12:30
五合目に到着!
無事に、帰ってくることができましたー!
本八合目出発から約6時間。
無事に下山できて本当によかったです。
ご褒美に
塩バニラソフトクリーム♪
すっかり元気!
コインロッカーに預けていた荷物をピックアップして、着替えをして、帰りのバスへ。
日焼けで顔が真っ赤!!w
帰りのバスは、
日曜の夕方だったこともあり、大渋滞〜!
4時間半かかり(予定時間の2倍!)
無事にバスタ新宿に到着。
本当によく頑張りました!
5歳児の富士山登頂レポート
おしまい^ ^
富士山登頂レポートまとめ編↓