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【5歳児と富士山登頂レポ】体力作り編
息子と一緒に富士山に登るのに、
今回、一番大切にしたかったことは、
『楽しく!!』
ってこと。
富士山(登山) = 楽しい!!
って思えるような経験にしてあげたい!と思い。
というのも、
私自身が子供のころ、登山に対してあんまり良いイメージをもってなくて…
いまでこそ、
運動するようになってやっと、登山楽しいって思えるようになったけど、
むかしは、
登山=キツイ、苦しい、大変って、
ネガティブな感情しかなくて。
小学生の遠足で山登りなんてある日には最悪で〜
雨天中止を心から願ったり、
山頂まで登ってもどうせ降りるんだから、登らなくてよくない?なんで登るの?!って思ってました(笑)
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この先の人生で、何度も見ることになる
日本一の山『富士山』
息子が富士山を見るたびに思い出すのが、
「楽しかった!」ってポジティブなものにしてあげたい。
そのためには、
今回はしっかりと事前の準備をしよう!と決めました。
事前準備で一番に思いついたのは、
『体力作り』
結局のところ、
登山が辛くなる原因は、疲れちゃって楽しむ余裕がなくなるからかな〜と思い。
富士山本番までに、少しでも体力アップを目指そう!ってことで
まずは、幼稚園までの約1kmの道のりを2人で歩いて通ったり、サッカーで体力つけたりと、
小さなことからコツコツと始めてみました。
東京から日帰りで行ける
近場の山に登って練習もしました。
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高尾山は、子供の体力に応じて、行きは登山道を登って、帰りはケーブルカーで、など、いろんなルートを選べるからオススメ!
6号路は川沿いのルートで涼しくて気持ちよかったです^ ^
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5月。
少し体力がついてきたので、
三峯神社の奥宮まで往復3時間の登山にチャレンジ。
最後の鎖場も自力で登っていく体力がついてきました!
8年前に次男が履いていた登山靴を履かせて行ったら、途中で靴底が剥がれるアクシデントが!!!
なんとか紐で巻いて下山してきたけど、これが富士山本番のときじゃなくて本当によかった。。。
すぐにモンベル行って、
息子の新しい登山靴を購入。
登山靴はとっても大事!!
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6月。
伊勢原にある大山へ。
ここは、大人でもわりとハードな登山。
登りは岩がゴツゴツでけっこう急。
途中、何度も「もう、帰ろうよ〜」と言いながらも、なんとか山頂まで到着!
往復で5時間。
大山は、富士山前の山トレとしてはすごく良かったです!
長い時間動き続けることができるスタミナも身についたし、
何より、このハードな道のりを自分の足で登れたことが、息子にとって大きな自信につながったようでした。
今回は、富士山で履く登山靴を履かせて、服装も当日と同じものを着せての登山をしました。
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7月。
陣馬山へ。
高尾山までの縦走予定だったけど、あまりの暑さに陣馬山まで登ってそのまま下山。
往復3時間くらいだったので、
この頃にはずいぶん余裕で登れるようになっていました。
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息子と一緒に
いくつか山に登って練習してみて気づいたのは、
『子供は体力ある!!』
ということです(笑)
体力面で言えば、
よっぽど大人のほうがトレーニングが必要で。
子供は身軽な分、くだりは走っておりていく。
そのスピードに私は全くついていけない・・・
じゃあ、
子供には何が必要だったのか?というと、
『自信づけ』でした!!
5歳の息子は、
富士山が日本一の山だ!と言っても
何がすごいのか、
何ですごいのか、
正直、よくわかってなかったと思うし、
イメージも湧いてなかったと思います。
遠目に見る富士山しか知らないので、あそこに登るのは凄いことなのはわかっても、高度とか寒さとか他の山との違いはわからない。
良い意味で、
富士山に対して何の先入観もない。
なので、
富士山に登るのも
大山に登るのも
息子の中では、
【山に登る】という点で同じ認識だったんだと思います。
(実際のところは、富士山登るのと、大山登るのとでは全く違うんだけどね・・・)
「高尾山登れた!」
「大山登れた!」
「陣馬山登れた!」
だから、
「富士山も登れるね!」
この自信が大事!!!!
自分の足で、いろんな山を登ることができて、
それが自信につながって、
これなら富士山も大丈夫、と本人の中で確信を持てていたこと!
これが今回、富士山に登るときに息子にとってすごく大きな力になっていたと思います。
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とはいえ、、、
「もう帰りたい〜」
「疲れた〜」
と、
山の中で一歩も動かなくなることは多々(笑)
そこは、
親として、子供とどうコミュニケーションとって、どうアクションするか、は試されどころ!
うちの場合は、
・とにかく褒めまくる!!
「がんばってるね〜!」
「ゆうやの足は強いねー!」
「かっこいいねー!」
「これなら富士山は余裕だね!」
・おやつタイム
こまめなおやつタイムをとる。
お気に入りのおやつをたくさん持参。
(モンベルの店員さんいわく、小さな子供はこまめにエネルギーチャージをしてあげたほうがよくて。ほしがるだけおやつとか食べさせてあげて!とのことでした。)
・鬼滅ごっこ
炭治郎と善逸になりきり、山で修行中という設定。
背中に背負ったリュックは禰󠄀豆子らしいw
鬼を退治しながら山道を進む。
・トミカ作戦
トミカを買ってもらえるとなると俄然やる気になる。山頂で山の神様にお願いすると、トミカがもらえるという(笑)
など。
どうやったら子供がやる気になるのか、
登山練習で試しながら、いくつかパターンをもっておくのは良いと思います!
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山を登っていると、
場所によっては、誰とも会わない、人の気配を感じない瞬間があります。
山の中、息子と2人きり。(けっこう怖い…)
そしてケータイも圏外。
そんなときに思ったのは、
子供を山に連れていくからには
私が責任をしっかり持たなきゃいけないということ。
装備をしっかり揃えることや、
いざとなったら子供を担ぐことができる体力、
登山の知識、登山計画などなど。
荷物だって2人分背負うことになるし。
子供の身を守るためにも、
自分自身の身を守るためにも、
とっても大切なことだと思いました。