【日記】厚藤四郎【上野とあんみつ】

 三連休なんてなんぼあってもいいですからね。
 気持ちいい秋晴れが続くなか、東京国立博物館(通称トーハク)に行ってきました。

東洋館テラスからの景色。右手には本館が見える

 せっかくなので本館だけでなく東洋館も上から下までじっくり見てきました。「ウワー! 世界史でやったやつ!」の連続でビビりました。学生の頃に来ればよかった。これ全部1,000円で見せてもらっていいんですか?
 さらに持ち主の意向等で撮影NGのマークが付いていないもの以外は撮影OKという太っ腹ぶり。これには外国人観光客もバカ受け。というか外国人が体感7割くらいでした。展示の方法にも驚きました。大きめ像なんかがガラス越しじゃなく剥き出しでごろんと展示されていて、来館者への信頼を感じました。デカめの家具屋かよ。

 さて、タイトルの通り今回の一番のお目当ては国宝・厚藤四郎です。国宝は年間で公開できる日数が限られているため、同じくトーハク所蔵の国宝である童子切安綱や三日月宗近、大般若長光などとは交代で展示されることが多いようですね。
 あ!

 ひょ〜〜〜〜!
 厚藤四郎です。写真だと分かりにくいかもですが、茎に切られた「吉光」の銘もしっかり見えました。名前の通り、その厚さに特徴のある厚藤四郎。ローアングラーになりながら写真に収めてきました。

 刀剣エリアである本館13-2に入ってすぐの場所に展示されていました。さすが国宝。どこか誇らしげですね。
 13室には刀剣の部位や鑑賞ポイントの解説をしたパネルが複数掲示されており、某ゲームによって高まってきた注目度を感じさせます。用語も端的にまとめられており、勉強になりました。本能寺に赴いたときにも感じたことですが、ネットや本だけでなく現地に行かないとわからないことは多々ありますね。書を捨てよ町へ出よう。

 トーハクから上野駅方面に歩くこと10分ちょい。この日のもう一つのお目当てが老舗のあんみつ屋さん、みはしです。白玉クリームあんみつを注文。美しい……。デフォで付いてくるお茶も美味しい。しかも少なくなったら注いでくれる。もっと気軽に行きたいけど、用がないと行かない場所にしか店舗がないんだよな〜。

 私は元々出不精なので、こうやってコンテンツが色んなところに連れ出してくれて本当に嬉しいですね。おかげで建勲神社の大鳥居の美しさを知り、あんみつを美味しさを噛み締めています。ありが刀剣乱舞……^_^

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