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RMKメイクレッスンレポ

 ベースメイクって一生わからんくない⁉️
 ということで人生初のメイクレッスンに行ってきました。数あるブランドの中からRMKを選んだ理由は二つ、予約の取りやすさとBAさんが優しそうだから。
 私が選んだのは合計16,500円以上の商品購入を条件に60分のレッスンを受けられる、「トップアーティスト 1on1メイクアップレッスン」です。かかるのは商品代だけでレッスンは無料。そんなことある? もちろんレッスン後の購入でOK。私も実際に使ってもらった商品を買いました。

 レッスンを受けたのは都内某店舗の一角。普通に店頭でタッチアップ受けるのと同じような席です。すぐ後ろを他のお客さんが通ることもあるので、それが気になる人はいるかも。予約の10分前くらいにカウンター周辺をうろついてBAさんに声をかけると、すぐ案内してくれました。当日はライトなメイクでと指定があったので、日焼け止めだけ塗って行きました。ほぼ化粧水みたいなクレンジング(多分RMKのWクレンジングローション)で拭き取るだけでスタートできたので、なるべくすっぴんに近い状態で行くことをお勧めします。
 基本の流れはスキンケア→ベースメイク→ポイントメイク→仕上げ。最初に「フルでメイクはするんですけど、その中でも気になることや試したいものありますか?」と要望の確認があります。前述の通り、私は特にベースメイクを重点的に知りたかったので「ファンデやコンシーラーを重ねると肌がボソボソしたり表面が粉っぽくなる」みたいなことを相談しました。この辺、なんとなくでも考えてきた方がスムーズに話が進みそうです。
 ここからは商品ごと、使用した順にメモ書きでお送りします。記憶を頼りに書いているので、多少順番が前後したり正確さに欠けたりするとは思いますがご容赦ください(というか実際にレッスンを受けるのがお勧め)。

  1. Wトリートメントオイル
    導入液の役割。メイク前なら2滴。手のひらに出して軽く広げる。手に余ったら肘や爪先、髪の毛先など全身に使ってOK。

  2. Wトリートメントローション
    化粧水だけど乳液の効果もある。コットンにケチらず出して使う。顔全体に行き渡らせた後、手のひらでしっかりプレスする。

  3. UVプロテクターアドバンスド
    日焼け止め(デイクリーム的な)。2の化粧水から時間を置かず、乾く前に使う。

  4. ルミナスメイクアップベース
    2プッシュ(ちょっと余るかも)。手で顔全体に伸ばす。この時点で首より少し顔がトーンアップする仕上がり。ノーファンデにしたいときはこれ+パウダーで仕上げる人もいるそう。

  5. クリームファンデーション アクアティックグロウ 102
    パール粒ほど出す。人差し指か中指全体に広げたものを頬の広いところに点置きして、そこから顔全体にトントン広げる→数回繰り返す。下地、ファンデともに輪郭部分まで広げてOK(輪郭残すとお面みたいになる)。首の色に近いニュートラルな仕上がりにしたいときは102、もう少しピンクみが欲しいときは202がお勧め。

  6. ルミナスペンシルコンシーラー 02
    頬骨から外側斜め下に置いて伸ばす。その余りを薄くクマに伸ばす。鼻の一番低いところ(鼻根)に置いて縦に伸ばす。頬骨と鼻筋を高く綺麗に見せることで、クマに目がいきにくいようになる。

  7. シルクフィットセッティングパウダー
    眉や目元に薄く付ける。

  8. シェイド&グロウ フェイスパレット 01
    ①シェーディング
    一番左の色をフェイスパウダーブラシに押し付け、ブラシ表面に色が移るくらい取る(固めにプレスされているので多少強めに取ってOK)。自分が思ってるよりも外側、生え際の産毛と重ねるように乗せる(おでこから顎までなぞるように)。ブラシ表面の粉がなくなったら、そのまま内から外へぼかす。手鏡を見ながらだと濃く付けすぎることもあるので、大きめの鏡を少し遠くに置くか、洗面台でやるといい。
    ②ハイライト
    アイシャドウBブラシで一番右の色を鼻根と鼻先に載せる。リップを塗る前に上唇のキワ、キューピッドボウにかかるくらいに載せる(人中短縮)。
    ③ノーズシャドウ
    一番左の色を②と同じブラシで眉下から鼻の脇に下ろしていき、小鼻にも影を入れる。がっつり暗くするのではなく、質感をマットにして鼻筋のハイライトを際立たせるイメージで。下唇の下にも軽く入れる。
    ④チーク
    左から二番目の色をフェイスパウダーブラシに取る。このとき、シェーディングより柔らかくプレスされているのでぐりぐりしない。頬骨から撫でるように広げる。

  9. アイラッシュカーラー
    指でまつ毛の向きを調整しつつ上げると良い。ビューラーでまつ毛を上げているときは、お湯落ちマスカラだとカールが取れやすいのでウォータープルーフタイプがお勧め(まつパしてたらあまり気にしなくていい)。

  10. アイディファイニングペンシル 04
    手の甲にぐりぐり出して、アイシャドウGブラシに付ける。目のキワからふわっとグラデになるように広げる。後から粉のシャドウでグラデを作るより、最初にニュアンスのグラデを作っておくと楽。

  11. インフィニットシングルアイズ 03
    アイシャドウBブラシでアイホール全体、眉下まで広げる。

  12. ハイボリュームマスカラ 03、セパレートマスカラ02
    赤みのあるマスカラをアイシャドウに溶け込ませるようにまつ毛の中央〜毛先まで塗る。黒目強調のために根元に暗い色のマスカラを押さえるように置いていく。

  13. ピュアコンプレクションブラッシュ 03
    フェイスパウダーブラシで取り、チークの濃さ・明るさを調整。チークは「小鼻より下に入れない」ルールさえ守れば色々遊んでみてもよし。

  14. アイブロウペンシル 01、アイブロウカラー 02
    眉尻などの足りないところをグレーのペンシルで足す。眉を脱色していない人は茶色だと書いた感が出るのでグレーがお勧め。軽いタッチで書いていく。線を横に引くのではなく、縦に一本一本書くように。眉マスカラで明るさを出した後、左右のバランスを見ながら整える。濃い方をスクリューブラシでとかしたり、パウダーで押さえてみる。

  15. リクイドリップカラー 06
    少量ずつ、アウトラインを気にしながら塗り広げる。全体に塗り、一度唇の輪郭部分を抑えながらティッシュオフ。そこからグラデにしたいときは中央に重ね塗り。リッチな印象にしたいときは全体を二度塗り。下唇の両端にはあまりリップを乗せないようにする(口角が下がって見える)。今回使った06よりもう少し明るさが欲しいときには05もお勧めらしい。

  16. 仕上げ
    7で使ったパウダーでおでこの生え際など不要なツヤを押さえる。
    より洗練された印象にするには、頬の三角ゾーンに6で使ったコンシーラーを何箇所か細かく点置きして伸ばす。全然チークの上から塗り広げてOKらしい……。ベースメイクのカバーの層が一段階プラスされる。お直しも同様の方法でOK。

 最後には使った商品の品番を書いたシートを貰えます。個人的にはブラシの品番までメモしてくれてるのが本当にありがたい……。60分のレッスンの後は約束の購入タイムです。使ってもらったもの全部欲しくなってしまうんですが、鉄の理性で今回はトリートメントオイル、ベース、クリームファンデ、ペンシルコンシーラー、リップの計5点を購入。なんかキャンペーン?をやってたらしく、一定の購入金額を満たしたとのことでノベルティを貰いました。めちゃくちゃマチがある布製のコスメボックス。

やったぜ

 振り返るとアイテム数自体は結構重ねてるのに、最初の保湿なのかベースとの相性なのかテクニックのなせる技なのか、レッスンが終わって6時間以上経っても肌が乾燥せず、肌触りがもっちりしています。ポイントメイクも秋っぽく仕上げてくださり感動です。
 一つ反省点があるとすれば、もっと自分の好みや個性がわかりやすい格好で行けばよかったです。カジュアルならトレーナーやデニム、フェミニンや甘めならスナ系のワンピースみたいにしておくと、メイクさんもその雰囲気に合った提案がしやすかったのでは……と思っています。私は全身ユニクロマンみたいな格好で行ってしまった上におしゃべりが上手くないので、困らせてしまった部分があったかも……。しかしプロとは凄いもので、おそらく元の顔立ち(顔タイプ:ソフエレ)と付けていたアクセサリーの傾向から、「ニュートラル」「品良く」「素肌が綺麗に見える人」「甘めにも大人っぽくにも振れる」の方向に持っていってくれました。RMKというブランド自体そっち方向が得意な印象はありますが、レクチャーしながらその場で季節感のあるメイクにまとめてくださったメイクアップアーティスト、小林徹さんには感服です。ありがとう小林さん。プロってすごい。

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