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ツイッター哲学

このところ仕事がストレスフルだったこともあって頭が回らない。30分くらいの短いテレビ番組を見ようと思っても、すぐにスマホに流れてしまう。集中力に欠けている。考えごとが、深い次元まで潜れない。ポメラも家に置きっぱなしで、いまはスマホでつるつると原稿を書いている。



とうぜん、論理を積み重ねるような本も読めない時期なので、読んでいなかった千葉雅也さんの『ツイッター哲学』に手を伸ばしたら、これがおもしろい。形式的にはTwitterの書籍化といえるのだろうが、箴言集というか、歌集に近い。付箋を貼りすぎないように節制しながら読んでいても、気がづいたらペタペタしている。

箴言のような短文を引用して、それを起点に散文を書くというのは面白そう。箴言は自分で調達できればベストなのだろうけど、それは少し恥ずかしい。いや、そんなことないか。借りてくるということが重要なのかもしれない。

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