自分の枷を外す
このところ、やりたいことが渋滞している。坂口恭平さんのTwitterを見ているうちに、なんでもできる気になってきたのだ。誤解のないように言うが、坂口さんの作品が簡単にできそうということではない。けれど、色んなものを作りたいという気持ちを、呼び起こしてくれるような作品だ。
いまやりたいことはこんな感じ。
・デッサン教室に通いたい
・PCで音楽を制作したい。なんならギターとピアノもできるようになりたい
・短歌を習いたい
・久しぶりに落語をやりたい。ついでに大喜利もやりたい
そこに、いま勉強中の英語と美術検定も加わってくる。ブログも毎日書いている。時間がとても足りない。
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いままでは、例えば芸人になりたいとか歌人になりたいとか、「何者か」になりたいという気持ちが強かった。表現をしたいというより、表現者になりたいという感じ。
けれども今は、色んな形の作品をちょこちょこ作れる人間になりたいという気持ちが強い。音楽は作りたいけれど、ミュージシャンになりたいとは思わない。肩書きに縛られず、作りたいものを、作りたいように。坂口さんは、トマトを育てるように絵を描く。自由でいいなぁと思ってしまう。
今までは結局、表現者になりたかったのではなくて、表現者として「認められたかった」のだと思う。それはすごく窮屈なことだった。本来クリエイションとは、自分の枷を外す過程なのだ。ガシガシ外していきたい。
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