癌サバイバーとなった私〜命を繋ぐ13
前回投稿から間隔が空いてしまった。
この6月で、手術から3年が経過した。6月17日に3ヶ月ごとの検査、そして24日に診察を受けてきた。
有難いことに再発・転移の兆候は認められなかった。
6月17日の検査は造影CTだった。
そこで私はアナフィラキシーショックになった。
癌がわかってから何度も造営CTの検査を受けてきたのだが、今回初めて
アレルギー反応を示したのだ。
造影剤を注入し始めると、体が熱くなる・・これは通常の反応で、
あまり気持ちの良いものではないが、心配することでもない。
ところが、その後すぐに全身に強い痒みを覚え、発疹が出てきた。
呼吸が苦しくなり目も見えなくなってきた。「しんどいです」と
スタッフの方に申し出た。
スタッフの方が慌てて私の様子を見て、酸素濃度を測ったりした。
91まで下がっていた。
CTのベッドから降ろされたところまでは覚えているのだが、そこからの記憶がない。どうやら一時的に意識を失っていたようだ。
どこからか、「アドレナリン!!」と叫ぶ声が聞こえた。それは覚えてる。
気がつけば救急治療室で点滴を打って寝かされていた。
院内でのアナフィラキシーだったので処置が早く、大事には至らなかったのが幸いだった。
しばらく点滴をしたまま寝かされ、主治医の先生の許可を得て、病院を後にした。
なんてこった・・。
こんなことがあるんだな・・
そりゃぁそうだろう・・血管に薬剤を注入するのだから、何かしらの
リスクはあるだろう・・にしても、自分がアナフィラキシーショックになるとは・・思わなかった。
恐ろしいものだな。
次回の検査は半年後の12月。
それまで頑張って生きていこうと思う。
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