夢の懸け橋2024

ゴールデンウィーク最終日は、新木場1stRINGにて天龍プロジェクト「夢の懸け橋2024」へ。
夢の懸け橋は1995年4月2日に東京ドームでベースボールマガジン社(週刊プロレス)が主催してしまった大会の名称で今からなんと29年前の出来事です。当時はまだ紙媒体の出版社が影響力を持っていて東京ドーム興行を主催できてしまうという今では考えられない時代だ。
当時その日に後楽園ホールで興行を予定していた天龍率いるWARは東京ドームへは参加せず、独自に後楽園で興行を行います、私はWAR命だったから当然のように後楽園ホールに足を運びました。
そして29年の歳月を経て「夢の懸け橋」が2024年にまさかの復活!
今回は日本武道館でALL TOGETHER、後楽園ホールで全日本、そして新木場で天龍プロジェクト「夢の懸け橋2024」という興行ラッシュな一日なのだけど、圧倒的な集客力を示したのがボクシングの東京ドームという時代の流れを感じる日でもあった。
さて、夢の懸け橋2024は新木場なのに全9試合3時間半の長丁場の全部15分一本勝負で29年前の後楽園を意識されているかのように天プロには珍しくフェスティバル的な試合構成になっています。
(15分時間切れになると全日本プロレスの且つてのBGMが流れるんです。)

なぜか両足縛りルールで行われた大和ヒロシ対マスクドミステリー
ガイア・ホックス(台湾)凄いなぁ、6人タッグの相手ヴァンベール・ジャックは高校3年生。
九州プロレスの野崎広大でパワーだけでなく技に入るスピードと精度のレベルが高い。
現役時代にはほとんど見せなかったアマレススタイルに回帰した谷津嘉章なんと15分を戦いきっただけでなくブルドッキングヘッドロックから監獄固めというフルコースを終了間際に爆発!
相手を務めた矢野啓太は見事15分間試合を展開させ続けた。
WARシャツの拳剛、新木場愛を叫ぶ。
拳剛と組んだ佐藤耕平、対戦相手の滝澤大志・吉田綾斗に対して無双状態、でもまるで若手時代に戻ったかのように夢中でチョップを打ち受ける、これが天プロの魅力。
29年前の後楽園でもメインを張った越中詩郎、29年後もメイン登場は凄すぎる、試合は15分時間切れから佐藤光留が主張して時間無制限の延長戦へ
延長戦で高岩竜一からフォールを取った渡瀬瑞基、撤収作業が始まってからの延長戦そして大将をリングに上げる準備をしながらのマイクアピール、この非日常感がプロレスだよ。
29年前ゴツゴツと痛い音が鳴り響く後楽園WARから今もゴツゴツと痛い音が鳴り響く新木場天プロ、天龍革命レボリューションは今も現在進行形なんだよ!
いつも胸一杯の気持ちにさせられる天龍プロジェクトありがとう!





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